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J-GLOBAL ID:201002249982218072   整理番号:10A0131272

通信エリア内でのスループット向上を目的とした車車間通信プロトコルの設計と評価

Design and Evaluation of V2V Communication Protocol for Throughput Enhancement
著者 (6件):
資料名:
巻: 51  号:ページ: 116-130  発行年: 2010年01月15日 
JST資料番号: Z0778B  ISSN: 1882-7837  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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近年,無線による車車間通信を利用したアプリケーションやサービスの開発がさかんであり,車車間通信におけるスループット向上のニーズが高まっている。無線通信デバイスの伝送速度の向上には限界があるため,高速移動をともなう車両どうしがすれ違うわずかな時間でできるだけ多くのデータを交換するには,まず受信成功率を高めることが不可欠である。車両密度が高い環境において受信成功率を高めるためには,各車両のパケット送信タイミングをいかに分散させるかが鍵となる。筆者らは,CSMA/CAを前提としながら,MACプロトコルの改変をともなうことなく,アプリケーション層においてTDMAに近い送信スロットの割当てを可能とする手法を開発した。スロット割当てに必要となる車両数の集計には独自の自律型推測アルゴリズムを用いており,ビーコンやHelloパケットの交換などのような事前制御をいっさい必要としないため,制御データによる帯域の逼迫を招くことがない。シミュレーションによる結果,本提案手法は市街地のように車両密度の変化に富む場所や,幹線道路などのように車両どうしが高速ですれ違う場所においても,安定した高いスループットを実現できることを実証した。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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移動通信  ,  オペレーティングシステム 
引用文献 (18件):

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