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J-GLOBAL ID：201002249989863992   整理番号：10A0538056

ランダムグラフ・トポロジーにおける効率的情報配布のための確率的フラッディング

Probabilistic flooding for efficient information dissemination in random graph topologies

著者 (3件)： OIKONOMOU Konstantinos (Ionian Univ., Dep. of Informatics, Tsirigoti Square 7, 49100 Corfu, GRC) ,  KOGIAS Dimitrios (National and Kapodistrian Univ. of Athens, Dep. of Informatics and Telecommunications, Athens, GRC) ,  STAVRAKAKIS Ioannis (National and Kapodistrian Univ. of Athens, Dep. of Informatics and Telecommunications, Athens, GRC)
資料名： Computer Networks  (Computer Networks)
巻： 54  号： 10  ページ： 1615-1629  発行年： 2010年07月01日 
JST資料番号： A0360B  ISSN： 1389-1286  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 確率的フラッディングは,非構造化ピアツーピアネットワークや他のネットワークにおいてグローバル情報を配布するのに使用される従来の(フル)フラッディングアプローチに伴う大きなメッセージオーバヘッドを制限するための適切な情報配布アプローチとしてしばしば考えられる。確率的フラッディング適用における問題点は,グローバルネットワークアウトリーチを達成しながら,メッセージオーバヘッドを可能な限り低く保つためのフォーワード確率を決定することである。本論文では,連結ランダムグラフネットワークに確率的フラッディングを適用して生成した確率的フラッディングネットワークは,適切にパラメタライズドされたランダムネットワークにより(漸近的に)”限定”されることを示し,ランダムグラフ理論を駆使して,(確率的な)成功カバレージを保証するフォーワード確率の漸近値を導き,メッセージオーバヘッドを従来のフラッディングに比べて大きく削減できることを示した。平均メッセージ数とネットワークカバレージ完成に要する平均時間に関する漸近式も導き,適切にパラメタライズドされた確率フラッディングスキームの利点を示した。シミュレーション結果も,この主張と解析結果の期待を支持し,解析ではカバーできなかったいくつかの確率的フラッディングの側面を明らかにした。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： インターネット ,  *計算機網 ,  *通信制御 ,  ネットワーク構造 ,  情報配布 ,  確率モデル ,  パラメタリゼーション ,  漸近解
準シソーラス用語： オーバヘッド ,  ネットワークトポロジー ,  パラメーター表現 ,  *ピアツーピアネットワーク ,  ランダムグラフ ,  確率的モデル

分類 (2件)： 計算機網  (JC03000K) ,  データ通信  (ND11040A)

タイトルに関連する用語 (5件)： ランダムグラフ ,  トポロジー ,  情報配布 ,  確率 ,  フラッディング