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J-GLOBAL ID：201002250002526491   整理番号：10A0774954

二相ステンレス鋼の応力腐食割れにおける亀裂架橋

Crack Bridging in Stress Corrosion Cracking of Duplex Stainless Steels

著者 (3件)： SARWAR M. (Advanced Materials Lab., Islamabad) ,  AHMAD E. (ATCOP, Islamabad, PAK) ,  MANZOOR T. (ATCOP, Islamabad, PAK)
資料名： Key Engineering Materials  (Key Engineering Materials)
巻： 442  ページ： 445-452  発行年： 2010年 
JST資料番号： D0744C  ISSN： 1013-9826  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 時効硬化処理を施したZeron 100二相ステンレス鋼(Cr24.8%,Ni6.8%,Mo3.7%)からWOL(Wedge Open Loaded)試料を用いて,3.5wt.%NaCl溶液中でカソード分極法により応力腐食割れメカニズムを検討した。金属組織と応力腐食割れメカニズム間の関係を,SEMおよびEBSDで調べ,次の事を明らかにした。1)応力腐食亀裂の伝搬はフェライト劈開面に沿って起こる,2)オーステナイト相は亀裂架橋および亀裂停留機能を果たす,3)オーステナイトの破壊は非結晶的である,4)亀裂先端で破壊されていないオーステナイトによる遮蔽効果が働き,亀裂の開口を妨げる。

シソーラス用語： *二相ステンレス鋼 ,  *応力腐食割れ ,  *亀裂伝搬 ,  *亀裂停留 ,  *金属組織 ,  フェライト組織 ,  オーステナイト ,  劈開【結晶】 ,  予亀裂 ,  陰分極 ,  破面検査

分類 (1件)： 腐食基礎理論,腐食試験  (WB03020Q)

タイトルに関連する用語 (4件)： 二相ステンレス鋼 ,  応力腐食割れ ,  亀裂 ,  架橋