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J-GLOBAL ID:201002250013822734   整理番号:10A0830665

Li4/3Ti5/3O4スピネルの直流及び交流伝導率

DC and AC conductivity of Li4/3Ti5/3O4 spinel
著者 (4件):
資料名:
巻: 181  号: 23-24  ページ: 1111-1118  発行年: 2010年08月04日 
JST資料番号: B0096B  ISSN: 0167-2738  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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多結晶性Li<sub>4/3</sub>Ti<sub>5/3</sub>O<sub>4</sub>の電気伝導率を約300K~約1000Kで報告する。直流伝導率σ<sub>DC</sub>及び交流伝導率σ<sub>AC</sub>を決定するためインピーダンススペクトル(20Hz~1MHz)を適用した。過去の研究で結論を下したように,種々のスピネルサイト間のLi<sup>+</sup>の拡散と連結している推定秩序無秩序相転移の結果として高温でσ<sub>DC</sub>の異常性を観測した。差異的活性化エネルギーE<sub>A</sub>の変化を特徴とするこの温度範囲でσ<sub>DC</sub>の広い転移領域が存在した。約0.8~1.5μmの結晶粒から成る焼結ペレットの場合,粒内及び粒界抵抗率の和から推定した有効σ<sub>DC</sub>について,約960Kまでの運転1後E<sub>A</sub>値は約740K以上で約0.80eVであり,500K以下ではE<sub>A</sub>は約0.57eVであり,一方,転移温度領域でこの値は流動N<sub>2</sub>中で取ったデータと共に低下した。代表的に,σ<sub>DC</sub>(500K)は約10<sup>-4</sup>~10<sup>-6</sup>Ω<sup>-1</sup>cm<sup>-1</sup>でありσ<sub>DC</sub>(300K)は約3×10<sup>~10</sup>Ω<sup>-1</sup>cm<sup>-1</sup>である。即ち,Li<sup>+</sup>イオン電荷移動のため顕著な伝導性を示す。市販約0.1~0.3μm結晶粒ペレットの場合,運転1後,それぞれの値は約800K以上でE<sub>A</sub>約0.87eVであり,495~380KでE<sub>A</sub>約0.61eVである。約620K以下で,両物質の粒内σ<sub>DC</sub>を決定することができる。それは有効σ<sub>DC</sub>の3~10倍以上である。市販Li<sub>4/3</sub>Ti<sub>5/3</sub>O<sub>4</sub>のσ<sub>AC</sub>の周波数依存性に関して,べき則挙動を349~443Kで確立した。直流電圧測定を適用して,焼結Li<sub>4/3</sub>Ti<sub>5/3</sub>O<sub>4</sub>の場合σ<sub>DC</sub>の電子分率は465~830Kでイオン分率の<約1%であると推定した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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電気化学一般  ,  塩基,金属酸化物 
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