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J-GLOBAL ID：201002250110025288   整理番号：10A0714327

最大エントロピー法によるチオフラビンTの蛍光減衰速度論の解析

ANALYSIS OF FLUORESCENCE DECAY KINETICS OF THIOFLAVIN T BY A MAXIMUM ENTROPY METHOD

著者 (3件)： MASKEVICH A. A. (Yanka Kupala Grodno State Univ., Grodno, BLR) ,  STSIAPURA V. I. (Yanka Kupala Grodno State Univ., Grodno, BLR) ,  BALINSKI P. T. (Yanka Kupala Grodno State Univ., Grodno, BLR)
資料名： Journal of Applied Spectroscopy  (Journal of Applied Spectroscopy)
巻： 77  号： 2  ページ： 194-201  発行年： 2010年05月 
JST資料番号： B0784B  ISSN： 0021-9037  CODEN： JASYAP  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 時間分解蛍光データの解析のための最大エントロピー法(MEM)を適用した。シミュレートした速度論データを用いて,新たに開発したMEMの改良版をテストした。発光中心の寿命分布が離散スペクトル(2あるいは3個の指数関数のセット)あるいは連続スペクトル(1つあるいは2つの指数関数の分布)で記述できるかの判断で実際的な評価を行った。このモデルを用いて,アミロイド原線維中にインターカレートしたチオフラビンT(ThT)の蛍光減衰速度論を解析した。寿命分布にある2つのピークは,微小環境の剛さが十分に異なる2つの型の結合中心をもつ原線維が存在することで説明された。これは消光剤KIでインターカレートしたThTの蛍光が減衰する結果からも支持される。

シソーラス用語： *最大エントロピー法 ,  *蛍光減衰 ,  時間分解分光法 ,  指数関数 ,  アミロイド ,  消光剤 ,  ヨウ化カリウム
準シソーラス用語： アミロイド原線維

分類 (3件)： プリン,プテリジン  (CF07105E) ,  有機化合物・錯体の蛍光・りん光(分子)  (BH06062I) ,  分光分析  (CC03012W)

物質索引 (1件)： チオフラビンT

タイトルに関連する用語 (5件)： 最大エントロピー法 ,  チオフラビンT ,  蛍光減衰 ,  速度論 ,  解析