抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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自然エネルギーである太陽光を利用した発電は,二酸化炭素(CO
2)の発生を抑制できることから,近年,その導入が増加している。しかし,太陽光発電は天候の影響を受けて出力が大きく変動するため,大量に導入されると連系する電力系統に影響を与える可能性があり,出力変動を補う蓄電池の新規導入が検討されている。東芝は,太陽光発電の出力変動抑制を目的に,寿命特性に優れ大幅に安全性を高めた二次電池SCiBを適用した,50kW蓄電池システムを開発した。この蓄電池システムは,組み合わせるPCS(Power Conditioning System)の出力容量との最適化を図り,10kWhの蓄電容量を備えている。蓄電容量は,20年相当の充放電を繰り返した場合でも残存容量を80%以上確保できるように見積もっている。(著者抄録)