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J-GLOBAL ID：201002250143638811   整理番号：10A0494459

湾曲面近くの流れを解明するための界面PIV

Interfacial PIV to resolve flows in the vicinity of curved surfaces

著者 (4件)： NGUYEN Chuong V. (Monash Univ., VIC, AUS) ,  NGUYEN Thien D. (Ritsumeikan Univ., Shiga, JPN) ,  WELLS John C. (Ritsumeikan Univ., Shiga, JPN) ,  NAKAYAMA Akihiko (Kobe Univ., Hyogo, JPN)
資料名： Experiments in Fluids  (Experiments in Fluids)
巻： 48  号： 4  ページ： 577-587  発行年： 2010年04月 
JST資料番号： H0884A  ISSN： 0723-4864  CODEN： EXFLDU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 壁面近くの流れのPIV測定は,低シード密度,低速,低速度勾配,大きな光反射の理由から一般的に実施が困難で,壁面が湾曲している場合はさらに複雑になる。本報は,この問題をシステム的に解決する方法として,界面PIV(IPIV)と総称する2つの新規の手法を提示する。本手法は1ピクセル分解能で,壁面剪断力勾配と近壁面接線速度を導出するもので,相関ピーク検出(PD)を用いる方法と,Gauss補間を用いた相関ピーク検出方法(PD&GI)を提示した。IPIVの特徴は,湾曲壁面上の自由表面を持つ液体の壁面流れのイメージング領域を直角領域に等角変換し,2回の露出から通常のPIVにおける2次元相関ではなく1次元相関を計算し,相関スタックから壁面剪断速度勾配および接線速度分布を測定し,変換領域から物理領域に逆変換するものである。本手法を用いて,壁面に垂直な100ピクセル高さまでの合成速度補間プロファイルが得られることを提示した。

シソーラス用語： *粒子画像流速測定 ,  相関 ,  Gauss則 ,  曲面 ,  画像処理 ,  等角写像 ,  *壁面流 ,  *湾曲流 ,  画素 ,  力 ,  剪断速度 ,  流速分布 ,  剪断力
準シソーラス用語： Gauss補間 ,  PIV【流速測定】 ,  イメージング ,  ピクセル ,  界面PIV

分類 (2件)： 流体の実験・試験・測定方法及び装置  (BC01020K) ,  層流,乱流,境界層  (BC02030C)

タイトルに関連する用語 (4件)： 湾曲面 ,  流れ ,  界面 ,  PIV