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J-GLOBAL ID：201002250240049324   整理番号：10A0451255

早期破壊ステンレス鋼整形外科インプラントの特性化

Characterization of prematurely failed stainless steel orthopedic implants

著者 (5件)： TAVARES S.s.m. (Universidade Federal Fluminense, PGMEC, Rua Passo da Patria, 156, CEP 24210-240 Niteroi, BRA) ,  MAINIER F.b. (Universidade Federal Fluminense, Departamento de Engenharia Quimica, Rua Passo da Patria, 156, CEP 24210-240 ...) ,  ZIMMERMAN F. (Universidade Federal Fluminense, PGMEC, Rua Passo da Patria, 156, CEP 24210-240 Niteroi, BRA) ,  FREITAS R. (Universidade Federal Fluminense, PGMEC, Rua Passo da Patria, 156, CEP 24210-240 Niteroi, BRA) ,  AJUS C.m.i. (Universidade Federal Fluminense, PGMEC, Rua Passo da Patria, 156, CEP 24210-240 Niteroi, BRA)
資料名： Engineering Failure Analysis  (Engineering Failure Analysis)
巻： 17  号： 5  ページ： 1246-1253  発行年： 2010年07月 
JST資料番号： W0684A  ISSN： 1350-6307  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 破壊後の骨強化の促進に有効な外科用金属インプラント材料AISI316Lの破壊解析を行った。患者がインプラントとして使用中に早期破壊した七つのAISI316Lを供試材として,立体顕微鏡検査,破面の走査電子顕微鏡解析,定量化学分析発光分光法,シュウ酸溶液でエッチング後の光学顕微鏡検査およびVickers硬度測定を行った。検査の結果,各インプラントは表面仕上げが非常に粗く,不完全な機械加工により隙間腐食点で疲れ亀裂が発生したことが判明した。それぞれの試験片に異なる粒径と微細構造を観察した。幾つかの微細構造は滑り帯と変態誘起マルテンサイトを観察したが,他は高温変形構造を示した。AISI316Lインプラントの疲れ抵抗を改良する方法として良好な表面仕上げと表面窒化処理を推奨した。

シソーラス用語： オーステナイト系ステンレス鋼 ,  *医用素材 ,  *整形外科 ,  キャラクタリゼーション ,  表面仕上 ,  疲れ亀裂 ,  微細構造 ,  マルテンサイト変態 ,  滑り帯 ,  顕微鏡観察 ,  *破壊
準シソーラス用語： AISI316L ,  Vickers硬度 ,  *インプラント用金属材料 ,  *破壊解析

分類 (1件)： 医用素材  (GA05040H)

タイトルに関連する用語 (7件)： 早期 ,  破壊 ,  ステンレス鋼 ,  整形 ,  外科 ,  インプラント ,  特性化