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J-GLOBAL ID:201002250260939776   整理番号:10A0193645

涙液中の血液凝固因子XIIIサブユニットとその複合体を測定する高感度の化学発光免疫測定法

A highly sensitive chemiluminescence immunoassay for the measurement of coagulation factor XIII subunits and their complex in tears
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巻: 353  号: 1-2  ページ: 87-92  発行年: 2010年02月28日 
JST資料番号: E0816B  ISSN: 0022-1759  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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血液凝固因子XIII(FXIII)は触媒性FXIII-A及び担体/防御性FXIII-Bサブユニットから成る四量体(A2B2)である。フィブリンを安定化して線維素溶解から防御するほかに,FXIIIは創傷治癒と血管新生にも関与する。後者の機能は血液以外の体液で重要である。今回の研究で,少量の涙液のFXIII-A,FXIII-B及びFXIII-A2B2抗原濃度を測定する高感度の化学発光ELISAを開発した。全3回の試験で,定量限界は0.02μg/L未満であり,実験室間の非精度の率は12%以下で,回収率は100%に近かった。検量線は二次多項式を用いて優れた適合性を示した。健常人40人から得た未刺激涙液で,低いが一定のFXIII-A及びFXIII-B量(中央値はそれぞれ1.74μg/Lと5.73μg/L)を測定し,大部分は遊離した非複合体型であった。涙液蛋白質濃度について正規化したそれぞれの中央値は0.23μg FXIII-A/gと0.85μg FXIII-B/gであった。性差や年齢差はなく,値は非正規分布を示した。本結果は,FXIII-AとFXIII-Bが,正常状態では網膜の微小傷害の修復に関与する可能性がある涙液プロテームの低濃度成分であることを証明する。開発した方法は病的状態でのFXIIIサブユニット及び複合濃度を監視するツールとなる。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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