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J-GLOBAL ID：201002250294683827   整理番号：10A0831672

不活性雰囲気における1,4-ポリブタジエンおよび1,2-ポリブタジエンの熱分解に関する研究

Studies on thermal degradation of 1-4 and 1-2 polybutadienes in inert atmosphere

著者 (3件)： SANGLAR C. (Serv. Central d’Analyse, USR 059 CNRS, Echangeur de Solaize, BP 22, 69360 Solaize, FRA) ,  NGUYEN QUOC H. (Serv. Central d’Analyse, USR 059 CNRS, Echangeur de Solaize, BP 22, 69360 Solaize, FRA) ,  GRENIER-LOUSTALOT M.f. (Serv. Central d’Analyse, USR 059 CNRS, Echangeur de Solaize, BP 22, 69360 Solaize, FRA)
資料名： Polymer Degradation and Stability  (Polymer Degradation and Stability)
巻： 95  号： 9  ページ： 1870-1876  発行年： 2010年09月 
JST資料番号： E0404B  ISSN： 0141-3910  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 不活性雰囲気中の加熱による1,2および1,4ポリブタジエン(PBs)の分解を,揮発性有機化合物に対してFTIR,NMR,およびTGA/TCT/GC/MSを用いて解析した。熱重量分析における2つの明瞭な質量変化段階は,分解の異なる温度領域を示した。300°C以下では,有力な反応がPBsの化学構造に依存した。すなわち,260°Cにおける1,4-PBの加熱によるM1およびM2の生成は,架橋反応を立証した。一方,260°Cにおける1,2-PBの加熱は,シクロ付加と再配列によるデカヒドロナフタレンとメチルの生成の結果になった。約300°Cにおいては,1,2-PBに対してはラジカル開裂のみ起こったが,一方1,4-PBに対してはDiels Alder機構および水素移動機構が記述された。反応生成物はそれぞれ,共役ジエン,ときにメチル基をもつ環状あるいは線状不飽和化合物であった。400°C以上では,両方のPBに対して主な過程は芳香族化であった。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ポリブタジエン ,  *熱分解 ,  揮発性有機化合物 ,  熱重量分析 ,  Diels-Alder反応 ,  芳香族化 ,  反応機構 ,  *ラジカル反応

分類 (1件)： 高分子の分解,劣化  (CG03010A)

タイトルに関連する用語 (5件)： 不活性 ,  雰囲気 ,  ポリブタジエン ,  熱分解 ,  研究