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J-GLOBAL ID：201002250302377013   整理番号：10A0937791

グルコサミンは,トランスフォーミング増殖因子-βタイプI受容体のレベルの調節を通して歯髄幹細胞の骨形成分化を促進する

Glucosamine promotes osteogenic differentiation of dental pulp stem cells through modulating the level of the transforming growth factor-β type I receptor

著者 (6件)： HUANG Chien-Hsun (National Taiwan Univ., Taipei, TWN) ,  TSENG Wan-Yu (National Taiwan Univ. Hospital, Taipei, TWN) ,  YAO Chung-Chen (National Taiwan Univ. Hospital, Taipei, TWN) ,  JENG Jiiang-Huei (National Taiwan Univ. Hospital, Taipei, TWN) ,  YOUNG Tai-Horng (National Taiwan Univ., Taipei, TWN) ,  CHEN Yi-Jane (National Taiwan Univ. Hospital, Taipei, TWN)
資料名： Journal of Cellular Physiology  (Journal of Cellular Physiology)
巻： 225  号： 1  ページ： 140-151  発行年： 2010年10月 
JST資料番号： E0042B  ISSN： 0021-9541  CODEN： JCLLA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 歯髄幹細胞(DPSC)はクローン原性で,象牙芽細胞様,骨芽細胞様,および神経様細胞に分化できる。本研究で,STRO-1とCD146両陽性のDSPCの亜集団(DPDPSC)を歯髄組織の初代培養から選別した。これに対して,STRO-1とCD146二重陰性の亜集団をDPCとした。DPDPSCは6回の継代後も45%以上がSTRO⁺/CD146⁺発現を維持していた。両DPDPSCもDPCも典型的な線維芽細胞様形態を示したが,DPDPSCのコロニー形成能はDPCと比べて有意に高かった。DPDPSCの初期の骨形成分化において,低い濃度(0.005mg/ml)の外来性グルコサミンがTGF-β受容体タイプ1の発現増加を通して,Runx2/Cbfa1,ALPおよびOCN遺伝子のmRNA発現のアップレギュレーションとALP活性の増加をもたらした。さらに,骨形成サプリメントの存在下で,グルコサミン処理DPDPSCは,骨芽細胞の後期マーカーである,石灰化マトリックス堆積をより生成した。

シソーラス用語： サイトカイン受容体 ,  セリン/トレオニンキナーゼ ,  CD抗原 ,  細胞接着分子 ,  *幹細胞 ,  骨形成 ,  *細胞分化 ,  骨芽細胞 ,  膜タンパク質 ,  ヘキソサミン
準シソーラス用語： CD146抗原 ,  STRO-1 ,  TGFβ受容体 ,  *歯髄幹細胞

分類 (1件)： 細胞生理一般  (EF02010S)

物質索引 (1件)： D-グルコサミン

タイトルに関連する用語 (8件)： グルコサミン ,  トランスフォーミング増殖因子 ,  タイプ ,  受容体 ,  調節 ,  歯髄幹細胞 ,  骨形成分化 ,  促進