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J-GLOBAL ID：201002250311643494   整理番号：10A0227345

脳脊髄液ステロイドミクス: 脳に生物学的に活性のある胆汁酸が存在するか?

Cerebrospinal Fluid Steroidomics: Are Bioactive Bile Acids Present in Brain?

著者 (9件)： OGUNDARE Michael (Swansea Univ., Swansea, GBR) ,  THEOFILOPOULOS Spyridon (Karolinska Institutet, Stockholm, SWE) ,  LOCKHART Andrew (Addenbrookes Hospital, Cambridge, GBR) ,  HALL Leslie J. (GlaxoSmithKline, North Carolina) ,  ARENAS Ernest (Karolinska Institutet, Stockholm, SWE) ,  SJOEVALL Jan (Karolinska Institutet, Stockholm, SWE) ,  BRENTON A. Gareth (Swansea Univ., Swansea, GBR) ,  WANG Yuqin (Swansea Univ., Swansea, GBR) ,  GRIFFITHS William J. (Swansea Univ., Swansea, GBR)
資料名： Journal of Biological Chemistry  (Journal of Biological Chemistry)
巻： 285  号： 7  ページ： 4666-4679  発行年： 2010年02月12日 
JST資料番号： E0038A  ISSN： 0021-9258  CODEN： JBCHA3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ヒト脳における胆汁酸およびその前駆体の存在と,その神経系における生物活性を,脳脊髄液(CSF)中の遊離ステロールを電荷標識とHPLC-タンデムMSにより調べた。大部分のコレストロール代謝産物は胆汁酸合成経路のC₂₇およびC₂₄産物であった。これらの化合物の肝臓X受容体(LXR)およびファルネソイドX受容体活性化能をルRシフェラーゼ融合により調べた。主要な化合物である7α-ヒドロキシ-3-オキソコレスタ-4-エン-26-カルボン酸には受容体活性化能はないが,その直接の前駆体である3β-ヒドロキシコレスタ-5-エン-26-カルボン酸および3β,7α-ジヒドロキシコレスタ-5-エン-26-カルボン酸はどちらもLXRを活性化した。LXRのリガンドは脳からCSFへ運ばれる前に脳内で不活性された。

シソーラス用語： *髄液 ,  ヒト ,  生体成分分析 ,  *胆汁酸 ,  LC-MS分析 ,  タンデム質量分析 ,  代謝産物 ,  サイトゾル受容体 ,  配位子効果 ,  *神経ホルモン
準シソーラス用語： LXR ,  ファルネソイドX受容体 ,  *神経ステロイド

分類 (1件)： その他の脊椎動物ホルモン  (EB08070K)

タイトルに関連する用語 (7件)： 脳脊髄液 ,  ステロイド ,  ミクス ,  脳 ,  生物学 ,  活性 ,  胆汁酸