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J-GLOBAL ID:201002250380626836   整理番号:10A1095770

N末端αヘリックス非依存性膜相互作用がアデノウイルス蛋白質VIの膜細管形成誘導を促進させる

N-terminal α-helix-independent membrane interactions facilitate adenovirus protein VI induction of membrane tubule formation
著者 (2件):
資料名:
巻: 408  号:ページ: 31-38  発行年: 2010年12月05日 
JST資料番号: H0793A  ISSN: 0042-6822  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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アデノウイルスは細胞への侵入中エンドソーム膜を破壊する。膜溶解性カプシド蛋白質VI(pVI)は膜を断片化して侵入しやすくする。N末端の両親媒性αヘリックス(VI-Φ)はpVIと同様な膜親和性を有するが,VI-Φを欠く切断型蛋白質(VIΔ54)も中程度の膜親和性を有する。筆者らは膜へのニッケル-NTA脂質の取り込みによりVIΔ54の膜親和性および膜溶解性が促進されることを明らかにした。さらに,残基54-114内の3つの予想されるpVI αヘリックスは膜と会合し,膜表面とほぼ平行に座位することも示した。His標識したVIΔ54はpVIおよびVI-Φペプチドと同様に膜を断片化できる。興味深いことに,VI-ΦもHis標識したVIΔ54も巨大脂質小胞にpVIで見られるのと同様な細管形成を誘導できなかった。これらのデータより,VIΔ54の積極的な膜わん曲と細管形成誘導における両親媒性αヘリックスとVIΔ54の残基間の協調作用を示唆した。これらの結果はエンベロープを持たないウイルスの膜透過のメカニズムに関してさらに詳細を示している。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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ウイルスの生化学  ,  生体膜一般 

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