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J-GLOBAL ID：201002250383991608   整理番号：10A0702196

超伝導MHD分離法による海洋流出油の分離回収技術

著者 (1件)： 武田実 (神戸大)
資料名： マリンエンジニアリング  (Journal of the Japan Institution of Marine Engineering)
巻： 45  号： 4  ページ： 550-554,V  発行年： 2010年07月01日 
JST資料番号： S0651A  ISSN： 1346-1427  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 超伝導MHD分離法による海洋流出油の分離回収技術に関して,分離法の原理やスピンオフ技術などを紹介する。海洋流出油の回収には物理的方法,遠心分離法,化学的処理法,磁気分離法などがあるが,いずれもコストや環境面に問題がある。そこで海水に流す電流と超伝導マグネットの強磁場により発生する電磁力のみを用いる方法(超伝導MHD分離法)の研究を続けている。実験には内径20mmのステンレス管,厚さ2mmのアクリル製分離板,および電極からなる分離セルを用い,その結果を説明した。誘電率の異なる2流体系に適用可能なだけでなく,海水流量制御のようなスピンオフ技術も生み出すことができた。

シソーラス用語： *流出油 ,  超伝導 ,  *電磁流体力学 ,  回収 ,  強磁場 ,  電磁力 ,  誘電率 ,  流量制御 ,  分離装置 ,  依存性
準シソーラス用語： *MHD【電磁流体力学】 ,  電流依存性

分類 (2件)： その他の水上輸送・サービス  (TD01030Q) ,  電磁流体力学  (BC05000Q)

引用文献 (8件)：

• 松永勝彦. 海と海洋汚染. 2002
• 佐尾和子. 重油汚染・明日のために. 1998
• 西嶋茂宏. 第62回2000年度春季低温工学・超電導学会講演概要集. 2000, 138
• 西垣和. 低温工学. 2002, 37, 7, 343-349
• TAKEDA, M. IEEE Trans. Appl. Supercond. 2004, 14, 1543-1546

タイトルに関連する用語 (6件)： 伝導 ,  MHD ,  分離法 ,  海洋 ,  流出油 ,  分離回収