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J-GLOBAL ID：201002250424997888   整理番号：10A0504257

成人病の発生的プログラミングに関与する機構

Mechanisms involved in the developmental programming of adulthood disease

著者 (2件)： WARNER Matthew J. (Univ. Cambridge, Cambridge, GBR) ,  OZANNE Susan E. (Univ. Cambridge, Cambridge, GBR)
資料名： Biochemical Journal  (Biochemical Journal)
巻： 427  号： 3  ページ： 333-347  発行年： 2010年05月01日 
JST資料番号： B0205A  ISSN： 0264-6021  CODEN： BIJOAK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 胎児期や新生児期の発生期に遭遇する最も成長阻害的問題は栄養供給の変化である。妊娠期の高脂肪食や糖尿病,酸素と栄養の供給の攪乱と成長パターンの異常,成人期のメタボリックシンドローム発症との関連など胎児期の栄養的応答は発生プログラミングと呼ばれ,この分野における疫学的研究,分子生物学的機構解明のための研動物モデルが果たす役割などにつき知見を総括した。発生時の可塑性が重要な臓器構造およびエピゲノムの変化を誘導することで,成人期での非耐糖性,およびインスリン抵抗性をどのようにプログラムするか,ミトコンドリア機能異常がどのように2型糖尿病などの代謝症候群の発症を誘導しえるかについて論じた。

シソーラス用語： *メタボリックシンドローム ,  *母性栄養 ,  形態形成 ,  個体発生 ,  遺伝子発現 ,  細胞情報伝達 ,  胎児 ,  2型糖尿病
準シソーラス用語： インシュリン非依存性糖尿病

分類 (1件)： 代謝異常・栄養性疾患一般  (GD05010J)

タイトルに関連する用語 (2件)： 成人病 ,  プログラミング