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J-GLOBAL ID：201002250429241820   整理番号：10A0856864

わが国の一般電気事業者の火力発電所における省エネルギーの歴史

著者 (3件)： 加治木紳哉 (電力中研) ,  今中健雄 (電力中研) ,  木村宰 (電力中研)
資料名： 電力中央研究所社会経済研究所研究報告  (電力中央研究所社会経済研究所報告)
号： Y09022  ページ： 62P  発行年： 2010年07月 
JST資料番号： G0977B  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： わが国の一般電気事業者の火力発電所において,9電力体制が整った1950年代から年間発電電力量がほぼ一定(約4000億KWh)となる2000年前後までの50年間における省エネルギー進展の経過を明らかにした。わが国の発電電力量全体に占める火力発電の割合は,1950年後半から1970年前半かけて急増した。1070年後半からの原子力発電の本格的導入・普及に伴い,その割合は減少しているが依然50%前後を保ち,わが国発電の主力である。試行錯誤の反復の結果,世界的趨勢である「大容量・高温・高圧・自動化・高効率」の火力発電システムを目標として,単機出力の増大に伴う種々の技術開発が行われた。また,大気汚染や各種公害防止する技術の開発も行われた。

シソーラス用語： *電気供給業 ,  発電所 ,  火力発電 ,  *省エネルギー ,  歴史
準シソーラス用語： *火力発電所

分類 (2件)： エネルギー消費・省エネルギー  (LD01000B) ,  火力発電  (NB03040D)

引用文献 (64件)：

• 電気事業連合会『電気事業50年の統計』2002年
• 大澤悦治『電気事業小史』電力中央研究所報告, Y93006, 1993年
• 中瀬哲史「日本の電力会社の供給責任達成と火力開発」『経営研究』第52巻第4号, 2002年, p.77-100
• 橘川武郎『日本電力業発展のダイナミズム』名古屋大学出版会, 2005年
• 長谷川信「重電機工業の発展と発電設備供給能力の形成 戦後復興から1980年代までを中心に」『青山経営論集』第41巻第1号, 2006年, p.1-31

タイトルに関連する用語 (4件)： 一般電気事業者 ,  火力発電所 ,  省エネルギー ,  歴史