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J-GLOBAL ID:201002250496250990   整理番号:10A0639530

環境にやさしいCuInS2及びCuInSe2ナノ粒子の新しい合成法及びそれらの薄膜への集積化

A new green synthesis method of CuInS2 and CuInSe2 nanoparticles and their integration into thin films
著者 (7件):
資料名:
巻: 12  号:ページ: 1897-1903  発行年: 2010年 
JST資料番号: W1361A  ISSN: 1388-0764  CODEN: JNARFA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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環境にやさしい化学原理を用いてナノ粒子を合成する方法が注目を浴びている。水溶液媒質中でのナノ粒子合成は有機溶媒を必要とせず,またろ過が不要であるという利点がある。一方,カルコパイライト(黄銅鉱型)半導体は薄膜太陽電池の光起電力材料として興味ある物質である。この研究では水溶液媒質中にCu,In,S/Seを含む前駆体を溶かした後,メルカプト酢酸を加えてマイクロ波により約90°Cで30分間加熱するという方法を用いてCuInS<sub>2</sub>及びCuInSe<sub>2</sub>ナノ粒子を合成した。水は誘電率が高くマイクロ波加熱に適している。これらのナノ粒子の寸法,組成及び構造を透過型電子顕微鏡(TEM),エネルギー分散X線分析(EDXA)及びX線回折(XRD)を用いて詳細に評価した。TEM評価の結果,ナノ粒子の寸法は5nm以下で平均寸法は3nmであった。またEDXA評価によって得られたナノ粒子の組成は化学式どおり,化学量論比を満たすものであることが確認された。さらにXRDによってナノ粒子は微結晶寸法が約2nmのカルコパイライト(黄銅鉱型)構造をしていることを確認した。この合成プロセスにより所定のナノ粒子が得られる歩留まりは約90%であった。またCu<sub>x</sub>InS<sub>2</sub>及びCu<sub>x</sub>InSe<sub>2</sub>(x<1)ナノ粒子がこの合成法によりはじめて得られた。
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分類 (1件):
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半導体薄膜 
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