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J-GLOBAL ID:201002250508786556   整理番号:10A0211933

ヨーロッパ河川流域におけるアルキルフェノール化合物とエストロゲンの分析と存在頻度及びそれらの優先的汚染物質としての重要性の評価

Analysis and occurrence of alkylphenolic compounds and estrogens in a European river basin and an evaluation of their importance as priority pollutants
著者 (9件):
資料名:
巻: 396  号:ページ: 1301-1309  発行年: 2010年02月 
JST資料番号: E0425B  ISSN: 1618-2642  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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水環境系における汚染物質の潜在的毒性効果を評価するプロジェクトの一つとして,河川水及び河成堆積物中の内分泌撹乱物質を定量し,その水のエストロゲン能を推定した。北西スペインのLlobregat川に沿った4カ所とその支流のAnoia川に沿った3カ所の合計7カ所で4回にわたって河川水と河成堆積物を採取した。これらの各試料について内分泌撹乱物質として知られている19種類のステロイドエストロゲンとアルキルフェノール類を液体クロマトグラフィー-タンデム質量分析法により定量した。水試料から検出されたエストロゲンはエストロンとエストロン硫酸塩だけで,いずれも低濃度(2~5ngL-1)であった。アルキルフェノール類の中でもっとも濃度が高かったのはノニルフェノールジエーテルカルボキシラートで,水試料中で最大30.62μgL-1,堆積物中で535ngg-1に達した。いくつかのアルキルフェノール化合物に対する土壌/水分配係数(Kd)を測定し,化合物の極性の増加に伴ってKdは減少傾向を示した。EUの環境基準(EQS)を超えたのは1カ所の採取地点でのノニルフェノールとオクチルフェノールのみであった。しかし,算出したエストロゲン能はいくつかの採取地点でエストロゲン効果を示すしきい値を超えており,EQSに短鎖のアルキルフェノールエトキシラート及びカルボキシラートを含めるべきであることを示した。
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分類 (3件):
分類
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液体クロマトグラフィー  ,  水質調査測定一般  ,  質量分析 
引用文献 (34件):

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