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J-GLOBAL ID:201002250522907218   整理番号:10A0761026

マウス赤白血病細胞の接着,伸展,整列を刺激する可溶性大型フィブロネクチンの単離と特性化

Isolation and characterization of a large soluble form of fibronectin that stimulates adhesion, spreading, and alignment of mouse erythroleukemia cells
著者 (4件):
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巻: 316  号: 15  ページ: 2402-2413  発行年: 2010年09月10日 
JST資料番号: B0313A  ISSN: 0014-4827  CODEN: ECREAL  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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フィブロネクチン(FN)は細胞内マトリックスの主成分であり,細胞接着,移動といった様々な細胞内過程に重要な役割を果たしている。可溶性細胞型FNのモノマー分子量は約250kDaであり,通常500kDaのダイマーとして存在する。著者等はマウス乳癌細胞系統SC115条件培地(CM)から新たな可溶性型FNを単離後精製し,その均一性を未変性ポリアクリルアミドゲル電気泳動(PAGE)とドデシル硫酸ナトリウムPAGEの双方で証明した。そのFNは250kDaのモノマー型であるが,一方でCM中では安定した可溶性型であり,明瞭なテトラマー分子量範囲800-1000kDaを持っていた。このFN型は強力な細胞接着因子(AF)であり,これによりマウス赤白血病細胞のポリスチレンへの接着,および伸長,伸展,整列または”線路”構造,移動が生じた。AF蛋白質と均一なカラム分画は,濃度23ng/mlと1.9ng/cm2で10%の細胞接着を刺激した。精製AFは94ng/mlと7.5ng/cm2で50%の細胞接着を生じた。またAFはヒト大動脈平滑筋と血管内皮細胞の移動を増加させた。しかしこのFN型はゼラチンまたはヘパリンに密に結合しないため,他の型とは異なった。本AF研究により細胞外マトリックス分子に対する細胞接着,細胞移動が解明され,その両者は創傷治癒,転移,マトリックスの形成と構造,器官発生といったいくつかの生物学的過程に重要である。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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細胞生理一般  ,  生物学的機能 

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