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J-GLOBAL ID:201002250549912914   整理番号:10A0216375

甲状腺障害におけるDループ領域のミトコンドリアDNA変異の解析

Analysis of mitochondrial DNA mutations in D-loop region in thyroid lesions
著者 (11件):
資料名:
巻: 1800  号:ページ: 271-274  発行年: 2010年03月 
JST資料番号: B0207A  ISSN: 0005-2728  CODEN: BBBMBS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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背景:ミトコンドリア欠陥は癌を含むさまざまなヒト疾病と関連する。方法:異なる甲状腺障害を持つ患者のミトコンドリアDNA(mtDNA)の変異を解析した。特に,mtDNA変異の蓄積が腫瘍進行において役割を果たすかどうかについて研究するために,非腫瘍結節性甲状腺腫,甲状腺腺腫及び悪性甲状腺癌に罹患した患者の置換ループ(Dループ)のmtDNAの高変動性主要制御領域を研究した。全甲状腺腫瘍または甲状腺腫試料を101患者から取得し,同じヒトの正常組織及び血液を用いた。結果:顕著なことに,ミトコンドリアミクロサテライト不安定性(mtMSI)を19結節性甲状腺腫の2(10.53%)及び77悪性甲状腺癌の8(10.39%)において検出した。それに加えて,悪性甲状腺癌に罹患した5人(6.49%)及び結節性甲状腺腫に罹患した1人(5.26%)を含む6人の患者は,点突然変異を持つことを見い出した。検出した変異の大部分はヘテロプラズミックであった。全般的意味:これらの結果から,Dループ領域のmtDNA変異は甲状腺の腫瘤形成前に起きること及びこれらは腫瘤形成時におそらく蓄積することを示した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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分子遺伝学一般  ,  内分泌系の腫よう 
タイトルに関連する用語 (5件):
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