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J-GLOBAL ID:201002250662649510   整理番号:10A0994476

フラボノイド生合成経路の工学による花の色の修飾 実用面からの考察

Flower Color Modification by Engineering of the Flavonoid Biosynthetic Pathway: Practical Perspectives
著者 (8件):
資料名:
巻: 74  号:ページ: 1760-1769 (J-STAGE)  発行年: 2010年 
JST資料番号: G0021A  ISSN: 0916-8451  CODEN: BBBIEJ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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花の色に関係するフラボノイド生合成の現状を遺伝子工学による花の色の修飾での成功と共に総説した。フラボノイドとそれらの色関係化合物のアントシアニンは花の色に主に貢献する。多くの植物種は限られた種類のフラボノイドを合成し,その結果,限られた範囲の花の色を呈する。フラボノイド生合成を制御する遺伝子が使えるので,非相同遺伝子を過剰発現するか,内生遺伝子を下方抑制することによって花の色を変えることができる。フラボノイド3′,5′-ヒドロキシラーゼ遺伝子発現の結果としてデルフィニジンを蓄積し,新しい青い色合いの花を持つ遺伝子組換えカーネーションと遺伝子組換えバラを市販した。新しいピンク色の花を持つペラルゴニジンを蓄積した遺伝子組換えNierembergiaも開発した。遺伝子組換えによって青い品種から白,黄色,及びピンク色の花のトレニアを作ることは可能だが,圃場試験は安定した表現型を得ることの難しさを示している。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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植物の生化学 
引用文献 (79件):
  • 1) Tanaka Y, Brugliera F, and Chandler S, Int. J. Mol. Sci., 10, 5350–5369 (2009).
  • 2) Tanaka Y and Ohmiya A, Curr. Opin. Biotechnol., 19, 190–197 (2008).
  • 3) Tanaka Y, Sasaki N, and Ohmiya A, Plant J., 54, 733–749 (2008).
  • 4) Chandler S and Tanaka Y, CRC Crit. Rev. Plant Sci., 26, 169–197 (2007).
  • 5) Davies KM and Schwinn KE, “Molecular Biology and Biotechnology of Flavonoid Biosynthsis,” eds. Andersen OM and Markham KR, CRC, Boca Raton, pp. 143–218 (2006).
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