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J-GLOBAL ID：201002250668338177   整理番号：10A0325768

4種の中国炭の細孔構造に対する熱分解の影響

Effects of Pyrolysis on the Pore Structure of Four Chinese Coals

著者 (4件)： XU Shenqi (East China Univ. Of Sci. and Technol., Shanghai, CHN) ,  ZHOU Zhijie (East China Univ. Of Sci. and Technol., Shanghai, CHN) ,  YU Guangsuo (East China Univ. Of Sci. and Technol., Shanghai, CHN) ,  WANG Fuchen (East China Univ. Of Sci. and Technol., Shanghai, CHN)
資料名： Energy & Fuels  (Energy & Fuels)
巻： 24  号： Jan/Feb  ページ： 1114-1123  発行年： 2010年01月 
JST資料番号： E0805B  ISSN： 0887-0624  CODEN： ENFUEM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 熱分解は石炭ガス化プロセスにおいて重要な役割を持つ。熱分解段階における石炭灰の溶融による細孔構造や表面形態の変化がガス化に大きな影響を与えると考えられるが,これらについての研究が少ない。本論文では,いろいろな灰溶融温度を持つ中国炭4種(歴青炭3種,褐炭1種)を対象に,950~1400°Cの温度で熱分解を行い,灰の溶融が細孔構造や表面形態に及ぼす影響を研究した。熱分解の際は昇温速度を2種類に変えてその影響を検証した。高速昇温の場合は反応管を使い,低速昇温の場合はマッフルを使用した。細孔構造および表面形態はN₂吸着/脱着法を適用して特性化し,また本方法を使ってサンプル中吸着細孔のフラクタル特性化も行った。熱分解によってチャーの比表面積だけでなく細孔形状も変化し,昇温速度が遅い場合には細孔の形成も抑制される可能性があるなど,結果を示した。またチャーの細孔構造や表面形態を表すのにフラクタル理論が適切との結果を得た。

シソーラス用語： *石炭ガス化 ,  熱分解 ,  石炭灰 ,  融解 ,  細孔構造 ,  表面構造 ,  形態 ,  実験 ,  石炭 ,  チャー ,  キャラクタリゼーション ,  フラクタル ,  理論
準シソーラス用語： 中国炭

分類 (1件)： ガス化,ガス化プラント  (YE02040Q)

タイトルに関連する用語 (4件)： 中国 ,  炭 ,  細孔構造 ,  熱分解