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J-GLOBAL ID:201002250670768081   整理番号:10A0704273

炭素源及び電子ドナーとして乳酸塩を用いる生物学的硫酸塩還元の動力学的解析

Kinetic analysis of biological sulphate reduction using lactate as carbon source and electron donor: Effect of sulphate concentration
著者 (3件):
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巻: 65  号: 16  ページ: 4771-4781  発行年: 2010年08月15日 
JST資料番号: B0254A  ISSN: 0009-2509  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,唯一の炭素源及び電子ドナーとして乳酸塩を用いた混合SRB培養による嫌気性硫酸塩還元の動力学に及ぼす供給硫酸塩濃度の影響を調べた。ある範囲の滞留時間(0.5-5日)及び供給硫酸塩濃度(1.0-10.0gl-1)でケモスタット培養を行った。増大する容積硫酸塩負荷率で直線的に増加する容積硫酸塩還元速度で1.0-10.0gl-1の供給硫酸塩濃度で類似の現象を観察した。最大値0.24と0.25gh-1g-1の高い比容積硫酸塩還元速度によってこれらの反応器を特性付けた。対照的に硫酸塩濃度2.5と5.0gl-1で供給した反応器は,容積硫酸塩還元速度がそれぞれ0.014と0.021h-1の希釈速度で最大値を通過するはっきりと異なる傾向を示した。それは硫酸塩負荷率のいっそうの増加で減少した。観察した最大比容積硫酸塩還元速度は,1.0と10.0gl-1の供給硫酸塩濃度で観察した還元速度よりも1/2-1/6に減少した。比容積硫酸塩還元速度とバイオマスのプロファイルは高い希釈率で酸化から発酵へ乳酸塩利用のシフトを示し,それは微生物共同体の主要な構成体の変化を示唆した。ポピュレーション構造は乳酸塩親和性と溶解硫化物濃度により影響されることをデータは示した。観察した傾向は,基質の制限濃度下で乳酸塩を除去する乳酸塩酸化剤の大きな能力及び乳酸塩発酵剤と比較して溶解硫化物種へのそれらの大きな復元力に起因すると考えられた。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
反応操作(単位反応)  ,  産業廃水処理 

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