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J-GLOBAL ID：201002250706491430   整理番号：10A0596549

スフィンゴシン1-リン酸およびスフィンゴシンキナーゼは先体エキソサイトーシスに導く新規シグナル伝達経路に関係する

Sphingosine 1-Phosphate and Sphingosine Kinase Are Involved in a Novel Signaling Pathway Leading to Acrosomal Exocytosis

著者 (6件)： SUHAIMAN Laila (Universidad Nacional de Cuyo, Mendoza, ARG) ,  DE BLAS Gerardo A. (Universidad Nacional Autonoma de Mexico, Morelos, MEX) ,  OBEID Lina M. (Medical Univ. South Carolina, South Carolina) ,  DARSZON Alberto (Universidad Nacional Autonoma de Mexico, Morelos, MEX) ,  MAYORGA Luis S. (Universidad Nacional de Cuyo, Mendoza, ARG) ,  BELMONTE Silvia A. (Universidad Nacional de Cuyo, Mendoza, ARG)
資料名： Journal of Biological Chemistry  (Journal of Biological Chemistry)
巻： 285  号： 21  ページ： 16302-16314  発行年： 2010年05月21日 
JST資料番号： E0038A  ISSN： 0021-9258  CODEN： JBCHA3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： スフィンゴ脂質セカンドメッセンジャー系代謝産物スフィンゴシン1-リン酸(S1P)のヒト精子先体反応における役割を単細胞カルシウム濃度変化により調べた。S1P処理で細胞内Ca²⁺濃度は顕著に増加し,この過程には電圧および容量依存性カルシウムチャンネル経由の細胞外カルシウム流入とイノシトールトリスリン酸感受性カルシウムチャンネル経由の細胞内貯蔵カルシウム流出が関与していた。S1P誘導エキソサイトーシスはホスホリパーゼCおよびプロテインキナーゼCの活性化を必要とし,ホルボールエステルによりS1Pが先体領域に配置され,スフィンゴシンキナーゼ1の活性化に依存してホルボールエステル誘導エキソサイトーシスが起きた。

シソーラス用語： アルコールホスホトランスフェラーゼ ,  *セカンドメッセンジャー系 ,  *スフィンゴリン脂質 ,  代謝産物 ,  ヒト ,  精子 ,  *先体反応 ,  エキソサイトーシス ,  リン脂質
準シソーラス用語： スフィンゴシンキナーゼ

分類 (2件)： 生殖生理一般  (EJ15010E) ,  細胞生理一般  (EF02010S)

物質索引 (1件)： スフィンゴシン1リン酸

タイトルに関連する用語 (5件)： スフィンゴシン1-リン酸 ,  スフィンゴシンキナーゼ ,  先体 ,  エキソサイトーシス ,  シグナル伝達経路