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J-GLOBAL ID：201002250733634080   整理番号：10A0686590

有機金属錯体の物理蒸着における軸方向配位子の特性

Disposition of the axial ligand in the physical vapor deposition of organometallic complexes

著者 (6件)： KUCK Stefan (Inst. of Applied Physics, Univ. of Hamburg, Hamburg D-20355, DEU) ,  PROSTAK Matthias (Inst. of Applied Physics, Univ. of Hamburg, Hamburg D-20355, DEU) ,  FUNK Markus (Fachbereich Chemie, Philipps-University, 35032 Marburg, DEU) ,  BROERING Martin (Fachbereich Chemie, Philipps-University, 35032 Marburg, DEU) ,  HOFFMANN Germar (Inst. of Applied Physics, Univ. of Hamburg, Hamburg D-20355, DEU) ,  WIESENDANGER Roland (Inst. of Applied Physics, Univ. of Hamburg, Hamburg D-20355, DEU)
資料名： Journal of Vacuum Science & Technology. A. Vacuum, Surfaces and Films  (Journal of Vacuum Science & Technology. A. Vacuum, Surfaces and Films)
巻： 28  号： 4  ページ： 795  発行年： 2010年07月 
JST資料番号： C0789B  ISSN： 0734-2101  CODEN： JVTAD6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 軸方向配位子は多くの平面有機金属錯体の安定化,機能性,及び合成において重要な役割を演じる。軸方向配位子は,しばしば,弱く結合し,触媒反応により容易に活性化される。熱活性化及びそれに続く解離は,昇華手続きが真空条件下における明確な分子試料の作製に使われるときには常に考慮されなければならない。軸方向配位子の特性が未解決であるとき,これは,実験データの正しい解釈を妨げる恐れがある。ここに,走査型トンネル顕微鏡研究において,Cu(111)上に吸着した,Fe^III-トリフェニルコロール(FeTPC)-X(X=NO,1/2O,Cl,及び(Et₂O))の系における軸方向配位子(X)を系統的に研究した。表面に共吸着した開放軸方向配位子による望ましくない副作用を議論した。NOは,無配位FeTPCのその場作製にとって非常に適切な軸方向配位子のように認識されたが,軸方向配位FeTPCの吸着は観測されなかった。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 配位子 ,  銅 ,  吸着 ,  *鉄錯体 ,  *真空蒸着 ,  *分子配向 ,  薄膜成長 ,  走査型トンネル顕微鏡 ,  顕微鏡観察 ,  大環状化合物 ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族炭化水素
準シソーラス用語： コロール誘導体

分類 (3件)： 有機化合物の薄膜  (BK14070L) ,  物理的手法を用いた吸着の研究  (CB12043P) ,  鉄の錯体  (CE01091H)

物質索引 (1件)： 5,10,15-トリフェニルコロール

タイトルに関連する用語 (3件)： 有機金属錯体 ,  物理蒸着 ,  軸方向配位子