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J-GLOBAL ID:201002250733886616   整理番号:10A0155336

汎用インバータを省エネに使おう エンドユーザーの小型インバータの省エネ利用

著者 (1件):
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巻: 62  号:ページ: 34-38  発行年: 2010年01月30日 
JST資料番号: F0218A  ISSN: 0387-1819  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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ユーザーの現場においてはインバータによる省エネで経済的効果が得られると評価されている箇所においても,インバータが導入されないまま運転を続けている事例が多数存在している。しかも,インバータ導入に至るまでの過程に必要な諸経費(事前の技術検討費,据付工事費など)を含めて試算すると数kW以下のモータでは費用対効果で回収困難と認識されているきらいがある。確かにインバータ導入は大きな省エネ効果が得られる大容量の方から取り組みたくなるが,失敗時のリスクを考えれば,むしろ小容量の方が取り組みやすく,省エネ対象設備も多い。具体的な事例は次の通りである;(1)バブルによるポンプ流量制御をインバータ化:現地での調査作業は次の3点である。・ポンプメーカーと型式を調べ,Q-H特性を入手・現状バブル調整時のポンプ流量とモータ電力測定・バブルを全開にしてポンプ流量とモータ電力測定。この一連の作業はそれほど専門知識を要するものでなく,必要な測定装置と若干の初期作業指導を受ければユーザー自ら実行することが十分可能である。投資回収が難しいと思われる小容量範囲にもインバータを導入する場合は,これら一連の省エネ手順をインバータメーカーから指導を受け,合わせてインバータの設置,取扱技術を習得すれば,諸経費を節減しての導入が可能である。(2)推定末端圧一定制御による省エネ:多くの配管出口を持つポンプ送水設備で,個々の出口のランダムな開閉により,負荷流量が常に変化する変流量で運転する装置の省エネ例である。流量を検出して自動制御回路を,流量が大きい時には高い圧力に,好きない時は低い圧力に設定するという仕組みにすれば,全ての流量で目標の圧力が得られることになる。これが推定末端圧一定制御である。大規模な空調設備における冷水・温水搬送ポンプで,流量が少ない場合にはこの圧力差が極めて大きいものになるため,吐出圧一定制御に比べ推定末端圧一定制御の方が極めて大きな省エネ効果が得られる。
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電力変換器 
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