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J-GLOBAL ID:201002250774417027   整理番号:10A1529162

脂肪産生活性を介した細胞増殖および細胞周期進行に対するLXR活性化の阻害的効果

Inhibitory effect of LXR activation on cell proliferation and cell cycle progression through lipogenic activity
著者 (6件):
資料名:
巻: 51  号: 12  ページ: 3425-3433  発行年: 2010年12月 
JST資料番号: H0071B  ISSN: 0022-2275  CODEN: JLPRA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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活性化された肝X受容体(LXR)が,ある種の細胞における細胞周期の進行および増殖を抑制することを見出した。LXRを合成リガンドのT0901317あるいはGW3965で刺激したところ,RWPE1,THP1,SNU16,LNCaPおよびHepG2などのいくつかの細胞において,G1/S境界で細胞周期が休止し,細胞増殖が阻害された。しかしこうしたLXRリガンドは,PC3,HEK293細胞あるいはHeLa細胞においては増殖抑制作用を示さなかった。活性化LXR-仲介性の細胞周期休止は,脂肪産生系遺伝子の発現やトリアシルグリセロールの蓄積と密接に関連していた。こうした結果に合致して,RWPE1細胞を用いた低分子-干渉RNA(siRNA)を介してのFAS抑制の場合,LXR活性化による細胞増殖抑制効果が部分的に軽減された。以上の検討結果から,リガンドによるLXRの活性化は脂肪産生活性の増大を通して,細胞増殖を阻害し,そしてG1/S休止をもたらすことが示唆された。これは細胞周期調節に関する活性化LXRの新たな効果を示すものである。
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞分裂・増殖  ,  生物学的機能 

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