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J-GLOBAL ID:201002250805068662   整理番号:10A0325976

土着天敵の捕食性ダニ,Neoseiulus womersleyi(カブリダニ科)は東北日本のリンゴ樹で越冬するか?

Does the native natural predacious mite, Neoseiulus womersleyi Schicha (Acari: Phytoseiidae), overwinter on apple trees in northern Japan?
著者 (1件):
資料名:
巻: 45  号:ページ: 177-181 (J-STAGE)  発行年: 2010年 
JST資料番号: F0555A  ISSN: 0003-6862  CODEN: APEZAW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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Neoseiulus womersleyi(カブリダニ科)は,リンゴ果樹園でナミハダニの重要な生物農薬である。しかしながら,そのリンゴ園での越冬は確認されておらず,リンゴ樹上でのN.womersleyiとナミハダニの個体群動態を2007年4月から2008年5月に秋田県で調べた。ナミハダニ個体群は9月半ばに葉上でピークに達した。これに対して,N.womersleyiは急速に増加し10月初めにピークになり,多くの成虫が11月初めまで存在した。捕食性ダニの卵は11月初めに観察されなかった。N.womersleyiの雌成虫が12月初旬の樹皮下にみられた。N.womersleyiは餌のナミハダニが少ない樹皮下よりも休眠ナミハダニが多くいる樹皮下で多かったが,2008年3月初旬のN.womersleyi数は12月初旬よりも有意に少なかった。N.womersleyiおよびナミハダニは小枝に着けた光トラップで集めた。4月から9月はどちらも捕獲できなかったが,両者の数は10月に急激に増加した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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個体群生態学  ,  昆虫・ダニによる植物被害 
引用文献 (12件):
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