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J-GLOBAL ID:201002250820454862   整理番号:10A0760191

土壌と堆積物に濃縮された有機物による内分泌撹乱化学物質の収着

Sorption of endocrine disrupting chemicals by condensed organic matter in soils and sediments
著者 (8件):
資料名:
巻: 80  号:ページ: 709-715  発行年: 2010年08月 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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非加水分解炭素(NGC),ブラックカーボン(BC)とバルク土壌及び堆積物による,17α-エチニルエストラジオール(EE2)とビスフェノールA(BPA)の収着を試験した。すべての等温収着は非線形で,FreundlichとDubinin-Ashtakhov(DA)モデルに適合した。単離したNHCとBCでのEE2の単一点有機炭素(OC)標準化分配係数(KOC)は,バルク試料よりそれぞれ2.7~4.8倍と5.4~12.9倍大きかった。しかし,BPAのKOC値には明確な傾向が見られなかった。バルク試料によるBPA又はEE2の総合的収着への土壌/堆積物有機物(SOM)成分の寄与を基に,濃縮SOM(NHCとBC)は一般に総合的収着に主な役割を果たしていた。DAモデルからのBPA吸着容量(QOCO)はNHCへのEE2のものより高く,EE2とBPA間に等温非線形性(n)の明確な差異があった。これ等の結果は,BPAがEE2よりNHCの細孔個所により多く近づくことを示した。BPAとNHC又はBCとの間に形成したπ-π結合は,EE2とNHC又はBCとの間に形成したものより強いようだった。これは,BPAが2つのベンゼン環を有することによるもので,また,疎水性効果を除いた後のBPAとEE2のヘキサデカン水分配係数(KHW)標準化KOC値の差異の説明に利用できた。これらの発見は,自然環境中の内分泌撹乱化学物質(EDCs)の動態と生態学的リスクを,特に土壌又は堆積物がEDCsの受容体になる場合に予測するのに利用できた。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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その他の汚染原因物質  ,  土壌汚染 
物質索引 (3件):
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