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J-GLOBAL ID:201002250859710157   整理番号:10A0516671

二酸化マンガンのナノホイスカ:水からのHg(II)の除去用の可能な吸着剤

Manganese dioxide nanowhiskers: A potential adsorbent for the removal of Hg(II) from water
著者 (3件):
資料名:
巻: 160  号:ページ: 432-439  発行年: 2010年06月01日 
JST資料番号: D0723A  ISSN: 1385-8947  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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エチルアルコールによる過マンガン酸カリウムの還元によって調製した二酸化マンガンナノホイスカ(MDN)を水溶性媒体からのHg(II)除去の吸着材として研究した。合成した材料のキャラクタリゼーションを透過電子顕微鏡(TEM),走査電子顕微鏡(SEM),X線エネルギー分散分析(EDAX),X線光電子スペクトル(XPS),及びX線回折(XRD)を用いて行った。SEMとTEMデータは合成されたMDNが直径5-10nm,長さ100-300nmのホイスカの凝集体の様に見えることを示した。XRDデータはバーネサイトタイプの層状二酸化マンガンの生成を明らかにした。MDN中のMnのMn(IV)酸化状態がXPSにより確認された。バッチ実験を行ってMDNのHg(II)吸着容量を評価した。MDN上へのHg(II)吸着は速いプロセスであり,速度は擬2次速度式に従う。Hg(II)吸着量はpHにより変化し,pH6-9で最適な性能を示した。実験結果はHg(II)除去に於ける支配的なメカニズムが物理吸着であることを明らかにした。ナノ材料の取り扱いの実際的な困難さからMDNはAl2O3(MDN@Al2O3)上に支持され,このコンポジットはシミュレートされたクロル-アルカリ工場排水からのHg(II)の効率的な吸着剤であることが示された。結果はこの材料がいくつかの工業プロセス中のHg(II)除去の為の実際的な解決法であることを示唆した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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吸着,イオン交換  ,  その他の無機工業薬品,無機材料  ,  下水,廃水の物理的処理 
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