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J-GLOBAL ID:201002250866847010   整理番号:10A0174589

BaCe0.5Zr0.3Y0.2O3-δのプロトン伝導電解質を有する可逆性固体酸化物燃料電池の電極性能と分析

Electrode performance and analysis of reversible solid oxide fuel cells with proton conducting electrolyte of BaCe0.5Zr0.3Y0.2O3-δ
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巻: 195  号: 11  ページ: 3359-3364  発行年: 2010年06月01日 
JST資料番号: B0703B  ISSN: 0378-7753  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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電力不足の時に固体酸化物燃料電池(SOFCs)として電力を発生させ,電力過剰の時に固体酸化物電解電池(SOECs)として電力を貯蔵できるので,可逆性固体酸化物燃料電池(R-SOFCs)は電力エネルギーの不連続に対する将来性ある解決策として考えられる。この研究において,BaCe0.5Zr0.3Y0.2O3-δの薄いプロトン伝導電解質膜を有するR-SOFCsを製作し,それらの電気的性能を種々の反応雰囲気でキャラクタリゼーションした。700°Cにおいて,それぞれ充填電流密度(SOFCモードにおいて)は0.7Vで251mAcm-2であり,電解電流密度(SOECモードにおいて)は反応ガスとして50%H2O-空気とH2を用いて1.5Vにおいて-830mAcm-2に達する。それらの電極性能を放電モード(SOFCモード),電解モード(SOECモード)および開回路モード(OCVモード)におけるインピーダンススペクトルによって調べた。インピーダンススペクトルがすべての3つのモードにおいて異なる形状を有し,種々のレート制限段階を意味することを結果は示す。SOFCモードにおいて高周波数抵抗(RH)は0.07Ωcm2であり,低周波抵抗(RL)は0.37Ωcm2である。一方,SOECモードにおいてRHは0.15Ωcm2で,SOFCモードの2倍である。RLはわずか0.07Ωcm2であり,SOFCモードの約19%である。さらに,OCVモードにおけるRHは約0.13Ωcm2で,SOECモードにおけるRHに近く,一方,OCVモードにおけるRLは0.39Ωcm2でSOFCモードにおけるRLに近いので,OCV条件下におけるスペクトルはSOECモードとSOFCモードにおけるスペクトルの組合せのように考えられる。プロトン伝導電解質を有するSOECのための基本的段階をこの現象を説明するために提案した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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