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J-GLOBAL ID：201002250872348483   整理番号：10A0368488

生体模倣アノード酸化アルミニウムテンプレート中におけるあられ石・炭酸カルシウムナノロッドの成長

Growth of aragonite calcium carbonate nanorods in the biomimetic anodic aluminum oxide template

著者 (3件)： LEE Inho (Dep. of Chemical and Biomolecular Engineering, Specialized Graduate School of Hydrogen and Fuel Cell, Yonsei Univ. ...) ,  HAN Haksoo (Dep. of Chemical and Biomolecular Engineering, Specialized Graduate School of Hydrogen and Fuel Cell, Yonsei Univ. ...) ,  LEE Sang-yup (Dep. of Chemical and Biomolecular Engineering, Specialized Graduate School of Hydrogen and Fuel Cell, Yonsei Univ. ...)
資料名： Journal of Crystal Growth  (Journal of Crystal Growth)
巻： 312  号： 10  ページ： 1741-1746  発行年： 2010年05月01日 
JST資料番号： B0942A  ISSN： 0022-0248  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 生体模倣テンプレートを作製し,それを用いて形状と結晶構造の制御された炭酸カルシウム(CaCO₃)ナノロッドを成長させた。生体模倣テンプレートは,アノード酸化・酸化アルミニウム(AAO)厚膜中の細孔に触媒性のジペプチドを吸着させて作製した。このジペプチド吸着テンプレートの細孔内にCaCO₃を凝集させて鉱物化し,大きなナノロッドを形成した。ナノロッドはあられ石構造であり,ナノニードル集合体に似た構造をもっていた。このあられ石ナノロッドはAAOテンプレートとジペプチドの触媒作用が相俟って形成される。AAO厚膜中の細孔は,あられ石多形の生成を促進し,それに沿ってナノロッドが形成されるようにナノロッドの成長を導く。触媒性のジペプチドはCaCO₃の凝集とその二水和物化を促進し,大きなナノロッドを成長させた。AAOテンプレートと触媒性ジペプチドの機能はいくつかの制御された実験によっても実証された。この生体模倣手法により形状と結晶構造の制御された機能性無機材料の製造が可能になる。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： バイオテクノロジー ,  *ジペプチド ,  触媒 ,  *炭酸カルシウム ,  霰石 ,  *ナノロッド ,  溶液成長 ,  *酸化アルミニウム ,  *多孔質体 ,  *アノード酸化 ,  吸着 ,  無機化 ,  細孔構造 ,  水和物
準シソーラス用語： テンプレート【型】 ,  生体模倣 ,  バイオミネラリゼーション

分類 (2件)： 酸化物の結晶成長  (BK13050I) ,  蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N)

タイトルに関連する用語 (7件)： 生体模倣 ,  アノード酸化アルミニウム ,  テンプレート ,  あられ石 ,  炭酸カルシウム ,  ナノロッド ,  成長