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J-GLOBAL ID:201002250896676953   整理番号:10A0018840

”プラスチック”太陽電池:自発的相分離によるバルクヘテロ接合ナノ材料の自己集合

“Plastic” Solar Cells: Self-Assembly of Bulk Heterojunction Nanomaterials by Spontaneous Phase Separation
著者 (3件):
資料名:
巻: 42  号: 11  ページ: 1700-1708  発行年: 2009年11月 
JST資料番号: B0966A  ISSN: 0001-4842  CODEN: ACHRE4  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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最も一般的な”プラスチック”太陽電池は電子ドナー高分子とフラーレン系電子アクセプタ材料が共存するバルクヘテロ接合(BHJ)構造となっている。BHJ太陽電池の性能向上に関して,エキシトンからアクセプタフラーレンへ,フラーレンから電極への迅速な電子移動を支配するBHJのモルホロジー特性化と,高効率な電子移動を可能とするモルホロジー制御,新しい材料系に関する研究を概説した。ポリ(3-ヘキシルチオフェン)(P3HT)とフラーレン化合物(フェニルC61-酪酸メチル:PC61BM)との複合材料膜におけるモルホロジーのTEM,AFMによる測定,電場効果移動度による電荷輸送特性の測定,過渡光誘起吸収スペクトルによる電荷発生と再結合の測定,とモルホロジー制御とアニーリングによるキャリア寿命と移動度の向上を概説した。デバイス性能向上のためのか低バンドギャップ材料としてのポリ(4,4-ビス(2-エチルヘキシル)-シクロペンタ[2,1-b;3,4-b′]ジチオフェン)-2,6-ジイル-alt-2,1,3-ベンゾチアジアゾール-4,7-ジイル](PCPDTBT)の特性と光収集能力,カルバゾール環を有するポリ[N-9′-ヘプタデシル-2,7-カルバゾール-alt-5,5′-(4′,7′-ジ-2-チエニル-2′,1′,′3′-ベンゾチアゾール](PCDTBT)によるエネルギー変換効率の向上を紹介した。モルホロジーの適切な制御,適切なドナー高分子の選択により15%を超えるエネルギー変換効率が期待できるとした。
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
太陽電池  ,  高分子固体の物理的性質 

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