抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ファイルベースシステムを更に発展させた次世代番組制作システムについて述べた。放送局では,これまで番組の制作や保存にVTRテープを用いてきたが,ハードディスクやメモリーを利用したファイルベースシステムへの移行が進んでいる。しかし,このシステムには幾つかの課題があり,その課題を解決し効率的なワークフローを実現するフレキシブル制作システムのアーキテクチャについて述べた。フレキシブル制作システムの構成,動作,実装と各部の説明を,編集インターフェース,グリッド・コンピューティングによる編集処理を行うサービス,番組素材ファイルの管理,転送プロトコル,として述べた。このシステムを用いることで将来的に増え続ける膨大な番組素材や編集データの利用と保存管理が可能になる。