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J-GLOBAL ID:201002251037144105   整理番号:10A0864384

成体神経幹細胞とその子孫細胞におけるイオンチャンネルの生理的役割

Physiological roles of ion channels in adult neural stem cells and their progeny
著者 (2件):
資料名:
巻: 114  号:ページ: 946-959  発行年: 2010年08月 
JST資料番号: B0504B  ISSN: 0022-3042  CODEN: JONRA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本論文は,神経幹細胞(NSC)の移植とイオンチャンネルの関係に着目した総説である。哺乳動物の脳では,一度成熟した後には,神経新生は起こらないとされていたが,増殖,再生,多能力を持つNSCが発見され,成熟したヒトにおいてもNSCが存在し,神経新生が活発に行なわれていることが確認された。通常,神経細胞新生は脳室下帯(SVZ)と海馬の一部で行なわれており,脳外傷及び神経変性部位でも認められるようになってきた。著者等は,SVZにおけるNSCとその未成熟子孫細胞の変化の基本を解説し,それらの細胞における静止電位や膜抵抗の特性,内向き整流K+チャンネルの重要な働きを示した。更に,これに関与するコネキシンやアクアポリンなどのチャンネル蛋白質の機能を説明した。特に,電位依存性のK+チャンネルやCa2+チャンネルの特性を詳しく説明した。神経芽細胞ではこれらの特性がよく調べられていることを示した。胚期SNCと新生児期NSCの比較が進めば更にNSCの機能の新しい特性が解明され,神経疾患の治療標的としての展望が見込まれると結論した。
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分類 (2件):
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発生と分化  ,  細胞膜の輸送 
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