文献
J-GLOBAL ID:201002251097908473   整理番号:10A0216147

高分子量線状ポリエチレンを生成する自己集合四核パラジウム触媒

Self-Assembled Tetranuclear Palladium Catalysts That Produce High Molecular Weight Linear Polyethylene
著者 (2件):
資料名:
巻: 132  号:ページ: 52-53  発行年: 2010年01月13日 
JST資料番号: C0254A  ISSN: 0002-7863  CODEN: JACSAT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ホスフィン-ビス-アレーンスルホナート配位子PPh(2-SO3Li-4-Me-Ph)2(=Li2[OPO])(I)は,Li[(Li-OPO)PdMe(Cl)](IIa)及び(Li-OPO)PdMe(L)(L=ピリジン(IIb);MeOH(IId);4-(5-ノニル)ピリジン)(py′,III))において,κ2-P,Oキレータとして配位している。また,IIaとAgPF6との反応で,{(Li-OPO)PdMe}n(IIc)が生成した。IIdの光分解で,[OPO]-2-配位子がκ3-O,P,O鋏として配位した{(OPO)Pd}2(V)>が生成した。IIIは4つの(Li-OPO)PdMe(py′)ユニットがLi-O結合でつながれたLi4S4O12ケージ型四量体へと自己集合した。そのPd中心は同等であったが,空間的に2つの同じペアに分類でき,また各ペア内のPd-Pd距離は6.04Åであった。IIa~c及びIIIは,マルチサイト触媒反応に特有の高分子量及び広い分子量分布を持つポリエチレン(PE)を生成した。四量体構造が実質的にもとのままの条件下では,生成PEは大きな高分子量画分を有していたが,この集合体の開裂がより広範囲に亘った条件下では,生成PEは大きな低分子量画分を有した。これらの結果は,四量体集合体が,高分子量ポリマーを生成させることを示唆していた。対照的に,Pdと結合可能な遊離ペンダントスルホナート基を含んでいる単量体錯体では,エチレンのSchultz-Flory分布を持つC4~C18低重合体へのオリゴマー化が起こった。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
重合触媒,重合開始剤  ,  白金族元素の錯体 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る