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J-GLOBAL ID:201002251099597750   整理番号:10A0090369

マクロファージの概日時計は炎症性免疫反応を調節する

A Circadian clock in macrophages controls inflammatory immune responses
著者 (9件):
資料名:
巻: 106  号: 50  ページ: 21407-21412  発行年: 2009年12月15日 
JST資料番号: D0387A  ISSN: 0027-8424  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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免疫機能は日周性の変動を示す。この変動は概日時計によって複数のレベルで調整されるが,その分子機構は不明である。今回,概日リズムとリズミックな免疫機能の関連を調べた。マウスの脾臓,リンパ節,腹膜のマクロファージは内因性の概日時計をもち,それらはex vivoでも自律的に作動した。これらの時計は炎症性免疫機能の概日リズムを制御した。すなわち,異なる時間帯に細菌の内毒素で刺激された分離脾臓細胞はTNFαやインターロイキン6の分泌に概日リズムを示した。これらのリズムは全身性のグルココルチコイドの変動や脾臓細胞の性質の概日性のゆらぎによるものではなく,脾臓のマクロファージで作動している局所的な概日時計に起因するようであった。病原体認識やサイトカイン分泌における多くの重要な制御因子を含む,8%以上のマクロファージトランスクリプトームが概日リズムで振動していた。このように,概日時計と免疫系の相互作用の理解は生理的及び病理的免疫機能のタイミング機構の解明に重要である。
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分類 (2件):
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生体防御と免疫系一般  ,  サイトカイン 
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