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J-GLOBAL ID：201002251123773867   整理番号：10A0703532

硫酸液内におけるステンレス鋼のトライボ・コロージョン中における表層下変形のEBSD,SEM,FIBなどによる特性づけ

EBSD, SEM and FIB characterisation of subsurface deformation during tribocorrosion of stainless steel in sulphuric acid

著者 (7件)： PERRET J. (Ecole Polytechnique Federale de Lausanne (EPFL), TIC, Station 12, CH-1015 Lausanne, CHE) ,  BOEHM-COURJAULT E. (Ecole Polytechnique Federale de Lausanne (EPFL), LSMX, Station 12, CH-1015 Lausanne, CHE) ,  CANTONI M. (Ecole Polytechnique Federale de Lausanne (EPFL), CIME, Station 12, CH-1015 Lausanne, CHE) ,  MISCHLER S. (Ecole Polytechnique Federale de Lausanne (EPFL), TIC, Station 12, CH-1015 Lausanne, CHE) ,  BEAUDOUIN A. (AREVA NP, Technical Center, F-71205 Le Creusot, FRA) ,  CHITTY W. (AREVA NP, Technical Center, F-71205 Le Creusot, FRA) ,  VERNOT J.-p. (AREVA NP, Technical Center, F-71205 Le Creusot, FRA)
資料名： Wear  (Wear)
巻： 269  号： 5-6  ページ： 383-393  発行年： 2010年07月19日 
JST資料番号： E0377A  ISSN： 0043-1648  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 二つの負荷電位(陰極電位,パッシブ電位)を与えた硫酸液内における304Lステンレス鋼/アルミニウム接触のトライボ・コロージョン挙動について調べた。走査電子顕微鏡(SEM)と電子後方散乱回折(EBSD)などを用いた断面解析によって,表面下の金属の変形を調べた。また,集束イオンビーム(FIB)を用いて,断面を用意して,in situ SEMによって解析した。表面構成要素を解析するために,AES深さプロファイリングを用いた。金属の表層下変形は,摩耗痕跡内における表面近傍領域における約20μm厚さの変形層を構築する結果となった。この層は,10nmまで微細化した結晶の結果となった表面に近接した大きな変形を伴った変形勾配を表した。適用された電位は,その変形に影響を及ぼした。すなわち,パッシブに適用された電位では,より顕著な結晶微細化および欠陥のより高い密度化などの結果となった表面下に,より多くの歪が蓄積された。AESを用いた分析では,相手体からのアルミナの移動,又は,その表面下への酸化物のいかなる有意な埋込まれなどは,検出されなかった。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *接触機構 ,  *ステンレス鋼 ,  *電食 ,  *耐食性 ,  *トライボロジー ,  アルミニウム ,  硫酸 ,  塑性変形 ,  結晶粒微細化 ,  微細構造 ,  結晶構造 ,  その場観察 ,  腐食試験 ,  Augerスペクトル ,  集束イオンビーム ,  電子顕微鏡観察
準シソーラス用語： 後方散乱電子回折 ,  断面欠損 ,  電位依存性 ,  摩耗痕跡 ,  歪勾配

分類 (3件)： 腐食基礎理論,腐食試験  (WB03020Q) ,  潤滑一般  (QB02010S) ,  金属の機械的性質  (BL01022T)

タイトルに関連する用語 (7件)： 硫酸液 ,  ステンレス鋼 ,  表層 ,  EBSD ,  SEM ,  FIB ,  特性づけ