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J-GLOBAL ID：201002251199224684   整理番号：10A0860918

Pd,及びPd/Auコンポジット膜の性能に及ぼすH₂Sの影響

The effect of H₂S on the performance of Pd and Pd/Au composite membrane

著者 (2件)： CHEN Chao-huang (Center for Inorganic Membrane Studies, Dep. of Chemical Engineering, Worcester Polytechnic Inst., 100 Inst. Rd. ...) ,  MA Yi Hua (Center for Inorganic Membrane Studies, Dep. of Chemical Engineering, Worcester Polytechnic Inst., 100 Inst. Rd. ...)
資料名： Journal of Membrane Science  (Journal of Membrane Science)
巻： 362  号： 1-2  ページ： 535-544  発行年： 2010年10月15日 
JST資料番号： E0669A  ISSN： 0376-7388  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 54.8ppmH₂S/H₂混合物中で無電解めっき及びガルバニック置換めっきで調整したPd,及びPd/Au合金(8wt%Au)コンポジット膜の性能について研究した。試験を行ったところ,Pd膜は表面サイトのブロッキングとバルク硫化の二段階の透過率低下を示した。Pd膜は又H₂Sに暴露した後でおそらくバルクPd₄Sの生成による構造劣化の為に他のガスからH₂の分離に失敗した。一方,Pd/Au合金膜はバルク硫化に対する抵抗を示し,H₂Sに暴露した後の透過率の低下は主にH₂Sの分解性吸着による表面サイトのブロッキングによるものであり,これは500°Cの純粋H₂中でのH₂透過率の回復から見られるように基本的に可逆性である。H₂S試験の後でHe漏えいに重要な変化がないことはPd/Au合金膜にバルク硫化物の生成による大きな構造変化がなかったことを実証した。より高い温度は被毒過程に於ける透過率の損失を少なくし,再生過程での透過率の回復をより大きくするが,これは金属上へのH₂Sの分解性吸着の発熱性状によるものである。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *パラジウム ,  *金合金 ,  *パラジウム含有合金 ,  *金属薄膜 ,  *複合膜 ,  *硫化水素 ,  水素 ,  混合物 ,  無電解めっき ,  透過率 ,  曝露 ,  ブロッキング ,  パラジウム化合物 ,  硫化物 ,  閉塞 ,  硫化 ,  吸着 ,  ヘリウム ,  中毒 ,  再生 ,  *性能評価 ,  電気めっき ,  膜透過 ,  透過流束 ,  無機分離膜 ,  *膜分離
準シソーラス用語： 被毒

分類 (2件)： 膜分離  (XD02120Z) ,  その他の無機工業薬品,無機材料  (YB02090K)

タイトルに関連する用語 (4件)： Pd ,  Au ,  コンポジット膜 ,  H2S