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J-GLOBAL ID：201002251214962212   整理番号：10A0052772

メジャー/マイナー音楽と興奮した発話/抑制された発話との比較結果

Major and minor music compared to excited and subdued speech

著者 (5件)： BOWLING Daniel L. (Dep. of Neurobiology and Center for Cognitive Neuroscience, Duke Univ. Durham, North Carolina 27708) ,  GILL Kamraan (Dep. of Neurobiology and Center for Cognitive Neuroscience, Duke Univ. Durham, North Carolina 27708) ,  CHOI Jonathan D. (Dep. of Neurobiology and Center for Cognitive Neuroscience, Duke Univ. Durham, North Carolina 27708) ,  PRINZ Joseph (Dep. of Neurobiology and Center for Cognitive Neuroscience, Duke Univ. Durham, North Carolina 27708) ,  PURVES Dale (Dep. of Neurobiology and Center for Cognitive Neuroscience, Duke Univ. Durham, North Carolina 27708)
資料名： Journal of the Acoustical Society of America  (Journal of the Acoustical Society of America)
巻： 127  号： 1  ページ： 491  発行年： 2010年01月 
JST資料番号： C0249A  ISSN： 0001-4966  CODEN： JASMAN  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 音楽の感情的な影響は,強さ,テンポ,リズム,音調関連を含む種々の要因に起因する。強さ,テンポ,リズムによって引き起こされる感情的な変化は,該当する状況での人間の挙動の特性との関連から生じるように見られる。だが,音楽における特定の音調関連が,どのようにして,そして,何故,個々の感情的な影響を齎すかについては,定かではない。今回調査した仮説は,メジャーとマイナー音のスペクトルが,種々の感情状態にて発声される音声発話のスペクトルと類似しているため,これらの音集合は,種々の感情的な反応を引き起こすということである。この可能性を検証するため,測度として基本周波数と周波数率を用いて,メジャーとマイナー音楽を識別する間隔スペクトルを,興奮した発話と抑制した発話の音声区分のスペクトルと突きあわせて比較した。この仮説と一致し,メジャー音楽の間隔スペクトルは,興奮した発話で見られるスペクトルと類似しており,一方,特定のマイナー音楽のスペクトルは,抑制された発話にスペクトルとより類似していた。以上の結果は,メジャー音とマイナー音群の特徴的な感情の影響は,特定の音楽間隔と音声発話とで一般的になされる関連から生じることを示唆するものである。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *音楽 ,  *発話 ,  感情 ,  表現 ,  類似性 ,  分析 ,  スペクトル解析 ,  基本振動数 ,  比率
準シソーラス用語： マイナ音楽 ,  メジャー音楽 ,  感情表現 ,  興奮発話 ,  周波数比 ,  抑制発話

分類 (2件)： 楽器音響  (BB03070Y) ,  聴覚・音声モデル  (EL02070Y)

タイトルに関連する用語 (6件)： メジャー ,  マイナー ,  音楽 ,  興奮 ,  発話 ,  比較結果