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J-GLOBAL ID:201002251226874394   整理番号:10A0108485

p16と細胞外シグナル調節キナーゼのダウンレギュレーションを介した老化からの低酸素エスケープ下で培養した間葉幹細胞

Mesenchymal stem cells cultured under hypoxia escape from senescence via down-regulation of p16 and extracellular signal regulated kinase
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巻: 391  号:ページ: 1471-1476  発行年: 2010年01月15日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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低酸素は,間葉幹細胞(MSC)を含む,組織幹細胞の性質に影響すると考えられている。しかしながら,ヒトMSCの長期間低酸素処理の影響は,明らかになっていない。正常酸素(20% pO2)で培養したMSCは,15~25ポピュレーション倍増後に増殖を停止するが,低酸素状態(1% pO2)で培養したMSCは,更に8~20ポピュレーション倍増で増殖できる能力を保持する。正常酸素状態で培養したMSCの多くは,100日間の培養後に老化するが,低酸素培養では少数の老化細胞しか見られず,これはp16遺伝子のダウンレギュレーションと関係する。低酸素状態で100日間培養したMSCは,軟骨と脂肪細胞への分化能で,正常酸素状態で培養したそれらより優れていたが,骨形成系ではなかった。マイトジェン活性化蛋白質キナーゼ(MAPK)シグナリング経路と関係した分子の中で,細胞外シグナル調節キナーゼ(ERK)は,低酸素により有意にダウンレギュレートされ,これはp16遺伝子発現のアップレギュレーションを阻害する助けになった。このため,低酸素培養は,p16とERKのダウンレギュレーションを介し,MSCを未分化で,老化無しの状態で保持した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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細胞構成体一般 

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