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J-GLOBAL ID：201002251315069578   整理番号：10A1124803

純Ir(ppy)₃有機発光ダイオードのエレクトロルミネセンスの濃度消光

Concentration quenching of electroluminescence in neat Ir(ppy)₃ organic light-emitting diodes

著者 (3件)： ZHANG Y. Q. (Dep. of Computer Sci. and Electrical Engineering, West Virginia Univ., Morgantown, West Virginia 26506, USA) ,  ZHONG G. Y. (Dep. of Computer Sci. and Electrical Engineering, West Virginia Univ., Morgantown, West Virginia 26506, USA) ,  CAO X. A. (Dep. of Computer Sci. and Electrical Engineering, West Virginia Univ., Morgantown, West Virginia 26506, USA)
資料名： Journal of Applied Physics  (Journal of Applied Physics)
巻： 108  号： 8  ページ： 083107  発行年： 2010年10月15日 
JST資料番号： C0266A  ISSN： 0021-8979  CODEN： JAPIAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 電子遮断層と正孔遮断層の間に種々の厚みの純fac-tris(2-フェニルピリジナート-N,C2′)インジウム(III)[Ir(ppy)₃]発光層を挟んだ有機発光ダイオードのエレクトロルミネセンス(EL)の濃度消光を調べた。緑色発光強度はIr(ppy)₃を厚くすると急激に低下し,尾部バンド発光に逆相関した。全光出力パワーは4nmで最高に達し,Ir(ppy)₃に対して>6nmの飽和厚を得た。これらの結果はIr(ppy)₃の濃度消光が分子の励起状態と基底状態の間の短範囲と長範囲のエネルギー移動の両方に起因することの証拠であると解釈される。EL消光の強さは注入電流に無関係であり,これは双励起子消滅の役割が小さいことを示唆した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *発光ダイオード ,  *エレクトロルミネセンス ,  *消光 ,  放射強度 ,  エネルギー移動 ,  励起子分子
準シソーラス用語： *有機発光ダイオード ,  *濃度消光 ,  双励起子

分類 (1件)： 発光素子  (NC03082G)

物質索引 (1件)： 2-フェニルピリジン

タイトルに関連する用語 (4件)： Ir ,  有機発光ダイオード ,  エレクトロルミネセンス ,  濃度消光