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J-GLOBAL ID：201002251323505395   整理番号：10A0163186

NhaA Na⁺/H⁺アンチポーターの膜貫通領域IIは陽イオン通過をそろえ,Asp⁶⁵はアンチポーターのpH活性化に重要である

Transmembrane Segment II of NhaA Na⁺/H⁺ Antiporter Lines the Cation Passage, and Asp⁶⁵ Is Critical for pH Activation of the Antiporter

著者 (5件)： HERZ Katia (Hebrew Univ., Jerusalem, ISR) ,  RIMON Abraham (Hebrew Univ., Jerusalem, ISR) ,  OLKHOVA Elena (Max Planck Inst. Biophysics, Frankfurt/Main, DEU) ,  KOZACHKOV Lena ,  PADAN Etana (Hebrew Univ., Jerusalem, ISR)
資料名： Journal of Biological Chemistry  (Journal of Biological Chemistry)
巻： 285  号： 3  ページ： 2211-2220  発行年： 2010年01月15日 
JST資料番号： E0038A  ISSN： 0021-9258  CODEN： JBCHA3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 大腸菌由来NhaAの膜貫通領域(TMS)IIの構造的および機能的役割を部位特異的変異により調べた。TMSIIの配列は高度に保存されており,それら残基は漏斗状に配置したヘリックスII表面に位置していた。これら保存残基のCys置換変異体は野生型NhaAと比較してNa⁺およびLi⁺に対する見かけ上のK_mを増加させ,pHに対する応答も変化した。またこれらの置換変異体は,N-エチルマレイミドによりアルキル化されら,水で満たされた空洞が存在することが示唆された。D65C変異体は負に荷電した膜不透過性試薬MTSESにより修飾を受け,これはpHの増加に伴って増大した。TMSIIは陽イオン通過およびpH調節に寄与し,Asp⁶⁵はNhaAのpH活性化に重要であると結論した。

シソーラス用語： *イオンポンプ【生体】 ,  対向輸送 ,  膜貫通タンパク質 ,  pH依存性 ,  アミノ酸配列 ,  大腸菌 ,  イオン調節 ,  部位特異的変異誘発
準シソーラス用語： *NhaA

分類 (1件)： 細胞膜の輸送  (EF04020R)

タイトルに関連する用語 (6件)： NhaA ,  アンチポーター ,  膜貫通領域 ,  陽イオン ,  pH ,  活性化