文献
J-GLOBAL ID:201002251369892997   整理番号:10A1095589

健康な中国若年成人においてCETP遺伝子のTaqIB多型はHC/LF食のHDLプロフィールに対する影響を調節する

TaqIB polymorphism in the CETP gene modulates the impact of HC/LF diet on the HDL profile in healthy Chinese young adults
著者 (8件):
資料名:
巻: 21  号: 11  ページ: 1114-1119  発行年: 2010年11月 
JST資料番号: E0597B  ISSN: 0955-2863  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本研究の目的は,高炭水化物低脂肪(HC/LF)食を摂取した時の健康な若い中国漢民族における脂質プロフィールに対するコレステロールエステル輸送蛋白質(CETP)の遺伝子の遺伝的変異と低密度リポ蛋白質受容体(LDLR)の相互作用を調べることである。56人の健康な被験者(22.89±1.80歳)に脂肪31%炭水化物54%のウォッシュアウト食を7日間,続いて脂肪15%炭水化物70%のHC/LF食を6日間総エネルギーは制限せずに与えた。ベースラインの血清脂質プロフィールは,ウォッシュアウト及び続くHC/LF食後に,CETPやLDLR多型と同様に分析した。CETPのTaqIB多型のB2対立遺伝子キャリアは,食事介入後すべての被験者において,高密度リポ蛋白コレステロール(HDL-C)とアポA-Iのレベルが有意に高かった。とりわけ,CETP TaqIB B1B1の男性はHC/LF食後,HDL-CとアポA-Iの上昇を有意に経験した。LDLR Pvu II多型に関して,P1P1被験者とP2キャリアは両方ともHC/LF食後,総コレステロール(TC)と低密度リポ蛋白コレステロール(LDL-C)レベルの低下を経験したが,遺伝子型間で統計的有意差はなかった。これらの結果は,健康な若い中国漢民族におけるHC/LF食後のHDL-Cレベルの上昇はCETP TaqIB B2対立遺伝子に関連している一方,B1B1遺伝子型の男性はHDL-Cレベルに対するHC/LF食の影響をより受けやすいことを示している。HC/LF食後のTC及びLDL-Cレベルの低下はLDLR Pvu II多型とは関係ない。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
脂質の代謝と栄養  ,  遺伝子発現 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る