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J-GLOBAL ID:201002251478069320   整理番号:10A0389486

中国の広州における多環芳香族炭水化合物の季節変化・発生源・ガス/粒子の分配

Seasonal variation, sources and gas/particle partitioning of polycyclic aromatic hydrocarbons in Guangzhou, China
著者 (6件):
資料名:
巻: 408  号: 12  ページ: 2492-2500  発行年: 2010年05月15日 
JST資料番号: C0501B  ISSN: 0048-9697  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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中国の広州で,大気サンプルを2005年4月から2006年3月まで,週1回,都市と郊外の各1地点で採取し,大気中の多環芳香族炭水化合物(PAHs)の濃度を測定し,季節変化・ガス/粒子の分配・起源・発生源を調査した。Σ16-PAHs(粒子+ガス)の濃度は,都市の地点で129.9±73.1ngm-3,郊外の地点で120.4±48.5ngm-3であった。PAHの濃度は,都市と郊外の地点で有意な差は無かった。2つのサンプリング地点におけるPAHの季節変化は類似しており,冬に高く,徐々に減少して,夏に最低のレベルになった。夏には現地の排出が支配的で,冬には外部発生源,または,輸送されるPAHsの寄与が増大するために,冬のサンプルにおけるΣ16-PAHsの平均濃度は,夏のサンプルよりもほぼ3倍高かった。夏と冬のサンプルをデータセットにしたlogKp対logPL0値をプロットすると,両サンプリング地点で勾配が著しく異なっていた。冬のサンプルの勾配は,夏のサンプルの勾配よりも急であった。また,PAHsのガス/粒子の区分は,気塊の輸送経路により異なる特徴を示すことを認めた。急勾配は,気塊が大陸を北,または,北東からサンプリング地点を通過する場合に得られたのに対して,浅い勾配は,海域を気塊が南,または,東から移動する場合に得られた。診断率分析の結果は,PAHsの起源は,主に,石油燃焼と石炭/バイオマス燃焼であることを含意する。アントラセン/フェナントレンとベンズアントラセン/クリセン比は,冬は夏よりも著しく小さく,これは,冬に,長距離輸送されたPAHが広州に投入される可能性を示す。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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粒状物調査測定  ,  その他の汚染原因物質 

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