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J-GLOBAL ID：201002251525346515   整理番号：10A0322861

CFRPのリサイクル技術-最近の調査・検討-

著者 (2件)： 野間口兼政 (樹脂ライニング工業会) ,  柴田勝司 (日立化成工業 筑波総合研)
資料名： プラスチックスエージ  (Plastics Age)
巻： 56  号： 4  ページ： 92-96  発行年： 2010年04月01日 
JST資料番号： G0951A  ISSN： 0551-0503  CODEN： PUEJDH  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 炭素繊維強化プラスチック(CFRP)のリサイクル技術に関する内外の動向と,リサイクル技術開発の検討結果について解説した。英国のRecycled Carbon Fibre社はCFRP廃棄物を連続熱分解装置でマトリックスレジンを焼却し,CFを連続繊維の形でリサイクルする技術をボーイング社と共同開発して企業化した。その他,CFRPのリサイクル技術には熱分解法(東レ,帝人,三菱レイヨン),超臨界流体法(静岡大学),亜臨界流体法(熊本大学),常圧溶解法(日立化成)の各方法がある。常圧溶解法はアルカリ金属塩触媒と高沸点溶媒を用いて常圧下,約200°Cで,熱硬化性樹脂を解重合して可溶化し,分離回収する方法であり,この常圧溶解法の詳細を解説した。

シソーラス用語： *リサイクル ,  *繊維強化プラスチック ,  技術開発 ,  分解 ,  工業化 ,  熱分解 ,  超臨界流体 ,  圧力 ,  溶解 ,  可溶化 ,  分離 ,  *廃棄物処理 ,  *炭素繊維強化プラスチック
準シソーラス用語： 亜臨界流体 ,  常圧 ,  連続繊維

分類 (3件)： 資源回収利用  (SC05060V) ,  高分子廃棄物処理  (YH01020W) ,  炭素とその化合物  (YB02060D)

タイトルに関連する用語 (3件)： CFRP ,  リサイクル ,  調査