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J-GLOBAL ID:201002251643155325   整理番号:10A1753927

トウモロコシエタノールのライフサイクル温室効果ガス放出の低下

Reducing Life-Cycle Greenhouse Gas Emissions of Corn Ethanol
著者 (3件):
資料名:
ページ: 2526-2542  発行年: 2010年 
JST資料番号: K20100035  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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トウモロコシエタノールのライフサイクルアセスメント(LCA)を実施し,化石燃料を置換するための年間190百万リットルの乾燥-粉砕トウモロコシエタノールプラントにおけるバイオマス燃料の統合により,ガソリンとの比較でトウモロコシエタノールから放出されるライフサイクル温室効果ガス(GHG)の低減を調べた。調査したバイオマス燃料はトウモロコシ茎葉およびエタノール副産物である。検討したバイオマス変換技術またはシステムは,加熱工程のみのシステム(PH),加熱および発電の組み合わせシステム(CHP)およびバイオマス統合ガス化組合わせシステム(BIGCC)である。LCAのキーとなる項目は,トウモロコシ生産,トウモロコシ茎葉生産,エタノール生産,肥料施用,トラック輸送,副産物評価,ブレンドへのエタノール輸送,バイオマス燃料変換システム,無水エタノールの燃焼などである。ガソリンと比べてトウモロコシエタノールのライフサイクルGHC放出率は,天然ガスのPHで42.5%,トウモロコシ茎葉のPHで61.3%,トウモロコシ茎葉のCHPで82.2%,天然ガスのIGCCで81.6%,トウモロコシ茎葉のBIGCCで127.7%,エタノール副産物のシロップと茎葉のBIGCCで119.1%となった。これらの結果から,BIGCCは,天然ガスを含むIGCCと比べてGHGの放出をより多く低減し,バイオマスは化石燃料を代替することが示された。さらに,エタノール発酵槽からの二酸化炭素ガスの地下隔離を行うことで,ガソリンと比べてトウモロコシエタノールのライフサイクルGHG放出量はさらに31.5%低下すると思われる。
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分類 (1件):
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生物燃料及び廃棄物燃料 
物質索引 (1件):
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