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J-GLOBAL ID:201002251690652787   整理番号:10A1324543

Green関数法を用いるグラフェンとグラフェンナノリボンを通過するフォノン伝搬のシミュレーション

Simulation of phonon transmission through graphene and graphene nanoribbons with a Green’s function method
著者 (3件):
資料名:
巻: 108  号:ページ: 094319  発行年: 2010年11月01日 
JST資料番号: C0266A  ISSN: 0021-8979  CODEN: JAPIAU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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この論文で,原子論的Green関数法を用いてグラフェンシートとグラフェンナノリボンを通過するフォノン伝搬を研究した。第四次最近接の力定数モデルを用いての第一原理計算からの最良の適合結果を用いて炭素原子間の相互作用を記述する行列を確立した。熱伝導に及ぼす炭素同位体効果を調べ,結果から適度な同位体ドーピングにより,フォノン伝搬関数と熱伝導の両者が減少した。不均一な界面における各振動分岐のフォノン伝搬関数も計算し,比較からグラフェンの主なチャネルと少数チャネルが示された。さらにジグザグリボンと肘掛椅子エッジリボンのフォノン波効果を調べた。フォノン伝搬関数と熱伝導は,構造のエッジ形状に敏感であるのを見出した。欠陥を持つナノリボンのフォノン伝搬関数を,界面に人工的に不整合を作ることにより算出した。種々の欠陥パターンの伝搬関数と対応する熱伝導を比較することにより,フォノン輸送の低下定量化した,欠陥長はフォノン輸送に重要であるのを見出した。ここでの結果は有用なレファレンスを提供し,この物質の熱応用についての将来研究についての方向性が示唆された。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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比熱・熱伝導一般  ,  結晶中のフォノン・格子振動 

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