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J-GLOBAL ID：201002251701855898   整理番号：10A0188030

逆相液体クロマトグラフィーにおける表面拡散

Surface diffusion in reversed-phase liquid chromatography

著者 (3件)： MIYABE Kanji (Graduate School of Sci. and Engineering for Res., Univ. of Toyama, 3190, Gofuku, Toyama 930-8555, JPN) ,  GUIOCHON Georges (Dep. of Chemistry, The Univ. of Tennessee, Knoxville, TN 37996-1600, USA) ,  GUIOCHON Georges (Div. of Chemical Sciences, Oak Ridge National Lab., Oak Ridge, TN, USA)
資料名： Journal of Chromatography A  (Journal of Chromatography A)
巻： 1217  号： 11  ページ： 1713-1734  発行年： 2010年03月12日 
JST資料番号： C0278B  ISSN： 0021-9673  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Giddingsは,40年以上前に”Dynamics of Chromatography”で表面拡散がクロマトグラフィー現象の動力学における重要な研究テーマになると指摘した。しかし,それ以来,クロマトグラフィーに用いられる吸着剤中の表面拡散に関する研究はほとんど出版されていない。多くの研究者は従来の速度式を用いてクロマトグラフィーにおける物質移動動力学を調べている。彼らは,表面拡散を考慮せず,クロマトグラフィーの挙動と移動相の高い流速でのカラム効率への物質移動過程の有意な寄与を見落としている。分離過程における表面拡散の意義が,高流速,高効率クロマトグラフィーの新たな技術の開発とともに最近になって認識され始めた。本総説では,表面拡散の実験データに関する報告をあらためて読み直し,表面拡散の機構についての最初の近似として誘導された,絶対反応速度に基づく表面制限分子拡散モデルを紹介する。また,表面拡散の従来のモデルによって正しく説明されない表面拡散の多くの本質的な特性をこのモデルがいかに説明するかを明らかにする。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *表面拡散 ,  *逆相クロマトグラフィー ,  吸着剤 ,  物質移動 ,  分子拡散 ,  反応速度

分類 (3件)： クロマトグラフィー,電気泳動  (CC01050S) ,  液体クロマトグラフィー  (CC04014L) ,  液体の輸送現象一般  (BL06011A)

タイトルに関連する用語 (2件)： 逆相液体クロマトグラフィー ,  表面拡散