抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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山岳トンネルの覆工コンクリートの養生方法として,被膜養生剤の塗布および封緘養生台車による養生(バルーン養生)がある。これら2種類の養生方法について,覆工コンクリートのひずみ,応力,坑内の温度,相対湿度等の現場計測を行い,性能を評価した。その結果,コンクリート表面の相対湿度を85%以上にすることがひび割れ抑制に有効であること,また,バルーン養生の保温効果により,コンクリート表面と内部の温度勾配が小さくなり,ひび割れが抑制されることがわかった。さらに,トンネル貫通後の通風によるコンクリート表面の乾燥を防止するために設置した通風防止シートについて保温,保湿効果があることを確認した。(著者抄録)